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漢字の習得を助けるアイテムいろいろ by X

おことわり!
LDの状態は多種多様で、誰一人同じ状態はありません。こちらで紹介するのは、あくまでも「うちの子」の場合の学び方です。ご自分のお子さんにぴったり合う方法ではないことの方が多いと思いますが、学び方の一つの選択肢としてご紹介します。「多様な学び方がある事を知るきっかけになってもらえれば」、「学び方の引き出しが1つでも増えれば」と思って運営しています。その点をご了承のうえ、あくまで参考程度にお読みください。

この記事では、漢字の習得を助ける多数のアイテムを紹介します。

X(Twitter)ユーザーの方が投稿された内容を基に作成しました。
紹介の許可を得て掲載しています。
ご本人の希望により、アカウント名は掲載していません。

「一人でも多くの方の悩みが解決してほしい」
「少しでも気持ちを楽にしてもらえたら」
との思いから、お子さんのために集めて実践してきた情報を投稿されており、同じ思いをもってLDの情報を掲載しているカラフルバードでの紹介を許可してくださいました。

ありがとうございます。

目次の中の文字を押すと、ページ内をすばやく移動することができます。

目次

漢字のWebアプリ

岩手県の教育センターが開発 
「漢字パズル」

タブレット学習用に開発されたWebアプリ。
漢字の教材は、移動したページの真ん中あたりにあります。

詳細はこちら

特徴

  • 正解すると、大きなマルと漢字の読み方も表示される。
  • 組み合わせてつくった漢字が画面の上部に表示されていくので、いくつ正解したか分かる。
    他にも組み合わせがないか探しやすい。
  • 不正解の場合は、バツがつくのではなく、へんとつくりが離れて自動的に元の位置に戻る。
    バツがつくことで学習意欲を失くしてしまいやすい子にいい。
  • Webアプリなので、すぐに試しやすい。
    無料で利用できる。
  • 小3で習う漢字のへんとつくり、小4で習う漢字のかんむりについて学べる。


関連

  • ICT教育ニュース 2016年2月16日
    『岩手県教育センターがタブレット学習用Webアプリ公開』

特別支援教育の研究会が開発 
「漢字マスター」

漢字が苦手な子どもたちに、イラストを使ってイメージを養い、漢字の力を習得するトレーニング教材。

2007年より上野一彦先生を中心に「特別支援教育研究実践委員会」を構成された、現「特別支援教育デザイン研究会」のポータルサイト。

詳細はこちら

特徴

  • 学年順の教科書単元だけではなく、生活単語からも学べる。
  • マルのとき、バツのときのアクションが細かく選べる。
  • どの漢字を出題するかというのも選択可能。
    子どもに合わせて設定ができるのがいい。
  • ゆっくりとスモールステップで学べる。
  • Webアプリなのですぐに試しやすい。
    無料で利用できる。
  • 漢字単語帳の作り方の他、漢字絵カードを使ったゲームの遊び方(絵あわせ、漢字なかまわけ、スリーヒントクイズ、漢字かるた、漢字しりとり、神経衰弱)も紹介されています。

もっと詳しく知りたい方は、教材の使い方をご覧ください。

(漢字マスターの画面一番下 【保護者の方へ】より引用)

漢字マスターの説明
教材の目的や操作方法がご覧いただけます。
漢字の習得が苦手な子どもたちへのサポートをどのようにすれば良いのか、学習のメカニズムをはじめ、プログラムのねらいや指導のポイント、教材の使い方の解説が入っています。また、楽しみながら漢字トレーニングをする絵カードゲームなど動画でも解説しています。
苦手なことへのトレーニングは、ちょっとした工夫があれば学びの楽しさに変えられます。是非、ご覧ください。


特別支援教育デザイン研究会ポータルサイトの説明
国語、英語、生活(ソーシャルスキル)、アンガーマネジメント、算数の教材が特別支援教育用として開発され無料で配信しています。
中でも国語は、ひらがなやカタカナの特殊音節、漢字ビジュアル辞書があり本教材を補うものとして有効です。
現在でも多くの方にご利用いただいている教材のポータルサイトで、子どもたちの困り感に寄り添うサポート教材としてご活用ください。

小中学生とのコラボで開発 
「まなゲーらんど」

漢字、英単語、算数、理科、社会をゲームでたのしく学べる、多彩なWebアプリのサイト。
小中学生とのコラボ開発アプリを多数配信。

詳細はこちら

特徴

  • いなくなった友だちを探すストーリー設定があったり、モンスターと闘ってクリアを目指すなど、ゲームをたのしみながら学べる。
  • Webアプリなので、すぐに試しやすい。
    中学生で習う漢字まで対応。無料で利用できる。
  • AIが苦手漢字を記録して自動的に繰り返して出題してくれる。
  • 漢字の読み取りや同音異義語を学べる。
  • 分からなくてもヒントをもらえる。
    ヒントアイテムを使うと4択問題を2択に減らすこともできるなど。

漢字あそび

100円ショップで購入できる 
「漢字の部首マグネット」

部首を組み合わせて漢字をつくります。
漢字をいっぱい作った人の勝ち!とゲーム感覚で遊んでいるというご家庭も。
この商品をX(Twitter)で検索してみると、他にもいろんな遊び方が出てきて面白いですよ。

ダイソーやセリアなどの店舗を探してみてもなかなか出会えない商品なのですが、ワッツではオンラインショップで購入ができるようです。

詳細はこちら

特徴

  • 漢字の部首が30ピース入って、100(+税)円。
  • 裏がマグネットになっている。
  • 漢字の組み合わせごとに、カラフルな色で分けられている。
  • このダイカットマグネットシリーズは、他にも、偉人や動物、算数の分数、オノマトペことば、時計、タングラムなどの商品もある。

関連

  • 子どものことばを育む手作りおもちゃ・遊びを発信している、言語聴覚士てんさんのX(@tenblo10)でも紹介されていました。

    てんさんはご自身の『てんとう虫の子育てブログ』でも、100円ショップの材料でつくれる、おうち学習教材などの記事を公開されています。
X(Twitter)より
https://twitter.com/tenblo10/status/1571395258931613696?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1571395258931613696%7Ctwgr%5Eecaf33c801fcf6a4609fd9214b81133fb1c111dc%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fnote.com%2Fmegane_kun%2Fn%2Fnd9c7fcb68041

マイクロソフト提供の 
「漢字ばらばらトランプ」

組み合わせ漢字を作ったり、部首の名前を覚えるのに役立つカードゲームです。

詳細はこちら

特徴

  • 漢字のパーツ (部首)が描かれたトランプ。
  • 組み合わせて漢字を作ったり、部首の名前を覚えたり、ババ抜きのように遊ぶこともできる。
  • テンプレートをパワーポイントでダウンロードして印刷する。
    はさみで切ると、カードができる。
  • 用紙は、A4 厚手用紙、ペーパークラフト用紙など厚めが最適。
  • 部首一覧表もある。


関連

マイクロソフトには、この他にも、東京大学先端科学技術研究センター(近藤武夫先生、中邑賢龍先生)との共同研究によって開発した、パワーポイントスライドでつくれる教材「書き順くん」もあります。 

カラフルバードの記事
その他のサイトより
  • 帝京大学教授 金森克浩先生が特別支援教育などに関する記事を公開しているブログ『kintaのブログANNEX』でも紹介されています。

部首でお寿司をつくる 
「漢字寿司」

ネタカードとシャリカードを組み合わせて漢字のお寿司をつくる、子どもも大人もわくわくするようなカードゲームです。
2021年に漢字研究倶楽部さんが製作、提供しています。

詳細はこちら

特徴

  • 人数は2~4人、年齢は9歳から遊べる。
  • 所要時間は、およそ10~15分。
  • 10枚4セットのネタデッキ(へんの部首)と、共通する46枚のシャリデッキ(つくりの部首)がある。
  • ルールのPDFは無料でダウンロードできる。
    Kickstarter(クラウドファンディング)でサポートをすることにより入手できる。


関連

YouTubeより
X(Twitter)より
https://twitter.com/kanji_fanclub/status/1298604189807833088?s=46&t=b4ktQ6XPt2Av20v4jJgxvA

Googleによるスペイン語からの翻訳

私たちは、まったく新しい方法で漢字を学び、練習するだけでなく、楽しい時間を過ごすことができるカードゲームをデザインしています。

「たくさん書く」以外の漢字学習法

唱えながら覚える 
「ミチムラ式漢字カード」

元教員の道村静江先生が開発された、何度も書かない漢字学習法です。
2021年グッドデザイン賞受賞の「ミチムラ式漢字eブック(音声・写真付き電子図書)」もあります。

詳細はこちら

特徴

  • 漢字を構成する部品の組み合わせを唱えて、目と耳の両方で覚えられる。
  • 低学年で習う基本の漢字+部品の形と名前を覚えることで、高学年で習う漢字の習得が楽になる。
  • 何度も書くより早く、正確に、記憶に残りやすい。
    覚えることに集中しやすくなる。
  • 読み書きが苦手な子でも取り組みやすい。
    漢字学習に対する苦手意識を取り払うことができる。
  • 50音順の他、光村図書、東京書籍、教育出版の教科書に対応。
    教科書で習う順にカードが並んでいるため、授業の進行に合わせて使える。
  • 漢字カードは、かんじクラウドのオンラインショップ限定で購入できる。
    小学校・中学校それぞれ全学年分、もしくは各学年ごとの購入もできる。
  • 用紙を点線で切り取り、覚えたい漢字を自由に組み合わせることで、専用の暗記カードにすることができる。


関連

カラフルバードの記事
その他のサイトより
  • 小学館 HagKum(はぐくむ)2023年6月19日
    『発達障害の子にも有効な漢字学習法「ミチムラ式」とは?。書かずに漢字が覚えられる仕組みを開発者の道村静江先生に訊いた』
  • ミチムラ式漢字学習法のX公式アカウントや、かんじクラウド(株)のサイト内にも記事があります。
X(Twitter)より

唱えながら覚える 
「小学全漢字おぼえるカード」

ネコのイラストがとってもかわいい、じゅもんのように唱えるだけの漢字学習法。
中学生版の中学重要漢字おぼえるカードもあります。

詳細はこちら

特徴

  • 「マスクの男が勇ましい」のようなフレーズを唱えて、目と耳の両方で覚えられる。
  • 漢字の部品でつくった物語が面白い。
    ネコのイラスト付きで、想像がしやすい。覚えて書く時のヒントになる。
  • 裏面は漢字の使い方がチェックできる。
  • ページを点線で切り取り、覚えたい漢字を自由に組み合わせることで、専用の暗記カードにすることができる。


関連

カラフルバードの記事
その他のサイト
  • Gakken 小学全漢字おぼえるカード 紹介ページ
    「ようかい体操第一」など、歌手・声優でご活躍の重本ことりさん出演の紹介動画(6分29秒)もあります。
  • Gakken 特別支援の漢字教材 唱えて覚える漢字九九シート

    (引用)
    「漢字を読むことが遅くて、読み間違いが多い」「漢字を読めて意味も理解できるが、書くことができない」「繰り返し漢字を書く練習をしても、なかなか覚えられないか、覚えても少し時間がたつと忘れてしまう」など、漢字の読み書きに困難を抱える子どものための漢字学習シートです。
  • 小学校教員 井上賞子先生のnote

触って覚える 
「触るグリフ」

言語聴覚士宮崎圭佑先生が開発。世界初の文字綴り(つづり)の触覚学習技法として特許を取得。
でこぼこしたシートを見ながら触ることで覚える漢字学習法です。

詳細はこちら

特徴

  • 特殊な紙とインクで文字を浮き上がらせている。グリフとは字形のこと。
  • 指で触りながら読むことで、頭の中で文字の形をイメージさせ記憶することを促す。
    より覚えやすく、思い出しやすくなる。
  • 利用について相談することもできる。
    自宅で取り入れる以外に、より専門的なサポートを受けて実施したい方のために、宮崎言語療法室での指導プログラムもある。
  • 漢字の他に、ひらがな、カタカナ、英単語、算数のシートもある。
    サワルグリフのサイトで購入できる。


関連

カラフルバードの記事
その他のサイトより
X(Twitter)より

触って覚える 
「手指で感じる凹凸(おうとつ)かんじドリル」

指で感じて、なぞって形を覚える漢字ドリルです。凹凸書字シリーズは特許を取得しています。

オリジナルの支援教材や文具などを開発・製造・販売している株式会社オフィスサニーの商品。
「できるびより」とは、オフィスサニーの高橋淳一さん(じゅんさん)と高橋晶子さん(あっこさん)の運営にて、作業療法士の鴨下賢一先生の総合監修の元、子どもの発達支援に関する情報を発信している事業ブランド名です。

詳細はこちら

特徴

  • バーコ印刷という特殊な方法で印刷されている。
    凹凸は、文字全体がでこぼこしているものと、ふちどりのみに盛りあがりがあるものの2通りある。
  • 音読みと訓読みも記載されている。
    送り仮名がグレーの文字で書かれていてわかりやすい。
  • 用紙には、まぶしくない優しい白色で、書いた感触が伝わりやすいざらざらした紙が採用されている。サイズはA4。
  • 文字を書くのは3回だけ。
  • 書き順がわかる漢字表付き。(でこぼこはない)
    色分けされているので、見やすく覚えやすい。
  • ファイリングに便利な穴つき。
  • (令和6年2月現在)凹凸漢字ドリルは、小学1年生・2年生で習う漢字の教材が発売されている。


関連

カラフルバードの記事
その他のサイトより
  • 小学館 HugKum(はぐくむ) 2023年5月25日
    『書かない漢字学習法」なら学習障害(LD)の子でも楽しく学べる!「手指で感じる凹凸かんじドリル」はみんなにやさしいドリル』
  • できるびより
    凹凸書字ドリルの説明ページ
YouTubeより
X(Twitter)より
https://twitter.com/outotsu_kyozai/status/1677688567332741121?s=46&t=b4ktQ6XPt2Av20v4jJgxvA
https://twitter.com/outotsu_kyozai/status/1728403245570388439?s=46&t=b4ktQ6XPt2Av20v4jJgxvA

読み書き指導セミナーや、支援教材・道具の体験会なども開催されています。

子どもたちに、課題の調整や教材・道具の工夫で、もっと「できた!」を感じてほしいという思いから、他社の製品もたくさん準備してくださっていたり、全国の主要都市での開催を目指してプロジェクト(現在、令和6年2月22日までクラウドファンディング実施中)を立ち上げていらっしゃいます。

漢字の一覧表

ふりがな付きもある 
「新学年別漢字表」

新学習指導要領に対応した1~6年生の学年別の漢字表。
楽々かあさん(大場美鈴さん)が製作・提供しています。
漢字表の他にも、ASD・LD・ADHDの子どもたちの支援ツールをたくさん紹介されています。

詳細はこちら

特徴

  • フォントが手書きに近い。
  • 五十音順で色分けされていて調べやすい。
  • 外国のお子さん向けのアルファベットふりがな付きもある。
  • 都道府県名に使われる漢字の一覧表もある。
  • 無料でダウンロードできる。
X(Twitter)より
https://twitter.com/rakurakumom/status/1278236901833654274?s=46&t=b4ktQ6XPt2Av20v4jJgxvA

手書きの 
「(小・中学校)漢字一覧表」

教育出版の書写用の教材です。

詳細はこちら

特徴

  • 小学校と中学校の漢字表がある。中学校の漢字表は少ないので貴重。
  • 五十音順。
  • 無料で利用できる。
  • 鉛筆で手書きをしたような文字。楷書で書かれている。振り仮名なし。

なぞり表もある 
「学年別(小学1~3年)漢字表」

小学1~3年生の漢字表。
ぷりんときっずは、漢字表以外にも数多くの学習プリントを製作、提供されています。

詳細はこちら

特徴

  • 大きな文字で見やすい。
  • 全国の小学校で使用されている主要な教科書5種類 「光村図書・教育出版・東京書籍・学校図書・三省堂」に準拠。
  • 意味別、教科書で習う別がある。色分けされていてわかりやすい。
  • 何月頃に習うかが一目でわかる。進捗具合を把握するのにも役立つ。
  • なぞり書き用の表もある。
  • 手書きに近いフォント。振り仮名あり。
  • 数秒の広告をみることで、無料でダウンロードできる。

漢字のプリント

NHKの番組 
「ことばドリル」

うたっておぼえる漢字ドリルなど、ワークシートのダウンロードができます。
はじめての読み書きをたのしいコント劇で学べる、小学校低学年向けの番組です。
うたっておぼえる漢字は、番組の最後に流れます。

詳細はこちら

特徴

  • 番組のアーカイブを視聴しながら取り組める。
  • アニメーションやうたで、漢字のイメージが記憶に残りやすい。
  • 放送日ごとに、木のつく漢字や水のつく漢字、カタカナみたいな漢字、糸がつく漢字など、関連する漢字がまとめられている。
  • 無料で利用できる。


関連

カラフルバードの記事

漢字が苦手な子のために開発された 
「スマイル式プレ漢字プリント」

特別支援教材の研究・開発をしている、NPOスマイルプラネットが提供する漢字プリント。
東京学芸大学名誉教授・尚絅学院大学教授 小池敏英先生監修の元、小学校で一般的に使われている漢字教材では漢字の学習が困難な児童を支援する目的で開発された教材です。

詳細はこちら

特徴

  • 子どもの得意不得意に合わせた内容を選ぶことができる。
  • 「くりかえし練習するのが苦手」「聞いて覚えるより見て覚えるほうが得意」など、保護者にもわかりやすい言葉で書かれている。
  • 学年と、使用している教科書(光村、東京書籍、その他)、単元を選択して、授業に適したプリントをダウンロードできる。
  • 無料で利用できる。


関連

  • EdTechZine(エドテックジン)2021年4月14日
    『特別支援教材「認知特性別 読み書き支援教材スマイル式プレ漢字・九九プリント」が無償提供』
  • 光文書院
    『支援活動 プレ漢字プリント』

渡る世間に… 
「鬼の全漢字プリント」

各学年での漢字をどのくらい習得しているか確認できる漢字プリント。
このプリントを配られた子どもたちの声「先生、鬼です!」が、「鬼の」という名前のきっかけとなったそうです。

小学校教員のさくつばさんと、パートナーのいずみさんがご夫婦で運営するさくさくブログで公開中。

詳細はこちら

特徴

  • 各学年ごとに、1年間で習う漢字が1枚にまとめられている。
  • どの漢字も組み合わさって、文章になっている。
    漢字の使い方も学べる。
  • 無料でダウンロードできる。


関連

X(Twitter)より
https://twitter.com/tsubasateacher/status/1731946515000631642?s=46&t=b4ktQ6XPt2Av20v4jJgxvA


これより下は、さくさくブログより引用)
このプリントにもやはりデメリットがいくつかあります。実態に応じて使用していただければと思います。

デメリット
・多くの字があり、取り組む前に心が折れてしまう可能性がある。
・1字ずつしか出題されないので、音訓両方の確認はできない。
・スモールステップとはいえず、苦手意識の強い人にはつらい。
・記入欄が小さく、書くことが難しい場合がある。
・文が長く、読解力も必要。

最後にこのプリントのメリットや活用法をまとめておきます。

メリット
・1枚のプリントで1年間で学習する漢字全てをチェックできる。
・年度当初に行うことで、1年間の漢字学習の見通しが持てる。
・復習ができる。
・答えの上に問題プリントを重ねて透かすと、うっすら映るようになっており、練習するときや、答え合わせの時にも便利
・宿題としても活用できる。
・文を読むことで読解力も養える。

などでしょうか。多くの皆さんに使っていただき、いろいろなメリット・改善点を教えていただければと思います。

袋文字や点線でもつくれる 
「かきかたプリントメーカー」

プログラマーのごうだまりぽさんが開発した、色んな字の練習プリントを簡単に作成できるサイト。

できるびよりさんの、凹凸漢字ドリルを共同開発されています。

詳細はこちら

特徴

  • 内容は自由自在に、名前や好きな言葉で練習プリントがつくれる。
    利用料は無料。
  • ひらがな・カタカナ・数字・ローマ字・一部の漢字・記号に対応。
  • 多彩なレイアウトが可能。一文字づつ練習できるプリントの他、穴埋め問題もつくれる。
  • 文字の太さや濃さ、書き順の表示・非表示など、細かく書式を設定できる。
  • なぞり書きがしやすいように作成した専用のフォント。
  • 文字スタイルは、袋文字、点線、太文字の3種類。
  • プリントをつくれること以外にも、漢字学習の助けになる機能が満載。

    ─『書き順アニメーション

    ─『画面でなぞる(試験運用中)』

    ─『習う学年チェッカー
    (文部科学省の平成29・30・31年改訂の学習指導要領を基準としたもの)


関連

  • かきかたプリントメーカー内にある記事一覧 と作者からのごあいさつ。
    活用例などが見れます。
X(Twitter)より

あると便利なアイテム

先生たちの声から生まれた 
「マス目フセン”Kaketa!”」

この漢字だけ、「ちょっと見本」「ちょっと練習」が叶うフセン紙。2023年に日本文具大賞を受賞。

文具クリエイターの渡利幸治さんが発足した、+Teacher(プラスティーチャー)。
学生時代の学習支援団体での経験や、文房具メーカーで商品企画・開発の業務に従事した経験を活かして、教員・大学の教育学部に通う学生や子どもの教育に力を入れている保護者の方々と一緒に、教育現場の視点を取り入れたものづくりをされています。

詳細はこちら

特徴

  • 漢字ノートのマス目が4つ印刷されている。
    100枚1セット。
  • 目にやさしい薄いグリーン色。赤ペンの文字も見えやすい。
  • マス目は22mm四方。読みがな欄は5mm。縦と横の中心線(十字リーダー)付き。
  • フセン紙なので、必要な場所に自由に貼ったり、はがしたりできる。
  • 間違えた文字を消さなくても、書き直しができる。
  • のりが下部についているアンダーバージョンや、10マス印刷されたロングバージョンもある。
  • 計算用フセン、英語フセンなどもある。

関連

  • 小学館 HugKum(はぐくむ)2023年5月24日
    『漢字のお直し、ポジティブに楽しもう!4つのマス目がついたフセン【kaketa!】が大活躍』
  • ワタリコウジさんのnote
X(Twitter)より

視覚支援グッズ作成時にも便利 
「小学校で習う漢字チェックツール」

学校や塾の先生が、〇年生に読める文章かな?一学年手前までの漢字で書けてるかな?という時に使うツール。
開発元のオレンジ工房さんは、岡山県にある個人スタジオで、Webシステムの企画・開発をされています。

詳細はこちら

特徴

  • 無料で、どなたでも自由に使えます。
  • 学年を指定すると、その学年までに習ってない漢字が強調表示されます。
  • 複数の学年を指定して、一度に確認することもできます。
  • 文部科学省の平成29・30年改訂の学習指導要領を基準としたもの。

さいごに (お知らせ)

なんと!!
メガネくん@盲学校からの発信さんのnote(ブログ)で、今回このページで紹介したアイテムにさらにプラスして、漢字の習得を助けるアイテムがまとめられています。
学校の先生の視点で集められた盛りだくさんの内容なので、ぜひ、多様な学びを探しに行ってみてください。

詳細はこちら
メガネくん@盲学校からの発信さんの『漢字の教材まとめ紹介』記事
X(Twitter)より


はじめて知る情報もあって、わくわくしながら記事にまとめました。
活用させていただきます。
他にも必要としている方に届きますように。(F)

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