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OTさんとの作業療法

おことわり!
LDの状態は多種多様で、誰一人同じ状態はありません。こちらで紹介するのは、あくまでも「うちの子」の場合の学び方です。ご自分のお子さんにぴったり合う方法ではないことの方が多いと思いますが、学び方の一つの選択肢としてご紹介します。「多様な学び方がある事を知るきっかけになってもらえれば」、「学び方の引き出しが1つでも増えれば」と思って運営しています。その点をご了承のうえ、あくまで参考程度にお読みください。



うちの不器用っ子は、「書字」「体育の運動」「姿勢保持」が苦手です。
主に学校生活で困難感が出やすい項目が多いです。
これらにフォーカスしたOT(作業療法士)さんとの定期的な取り組みについてご紹介します。

OTさんとは、まずどんなことができるようになりたいか、困っていることはないか、
子供へのヒアリングから作業療法がスタートします。

この記事でご紹介するものは、いままでこのように取り組んできたものの中でも、
子供が積極的に参加していたものを取り上げました。

紙と鉛筆を使った運筆トレーニング

書字のなかでも、どこに苦手さがあるのか、力の使い方がうまくいっていないのか、
ジグザグやうずまきを書いてまずは困難感のあるポイントを探りました。

うちの子の場合は、時計回りに円を描くような運動で、指を離す際の動かし方に苦手感があることがわかりました。
指先の運動としてコインをつかった訓練を実施しています。

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体幹トレーニング

上半身と下半身をつなぐ部分のボディイメージがうまくとらえられず、ちぐはぐな動きになることが多いようです。
これらは、姿勢保持やなわとびなどにもつながってきます。

そこで勧められたのが、毎朝起き上がる前のミニミニ筋トレ!
レッグレイズとヒップリフトを実施して、上半身と下半身をここで連結させている!というイメージを持ちながらトレーニングしています。

どちらも10回ずつのほんの少しの筋トレですが、それゆえ継続できています。


棒をつかった手の体操

軽い木の棒で、太さが鉛筆よりやや太いものを使います。
鉛筆をもつように握り、棒の上下に指を這わせます。

動画の⑧指はわせを鉛筆の持ち方で行うイメージです。

おわりに

ほかにもタブレットをつかった図形認識やビジョントレーニングも実施しています。
体を動かして訓練するので子供も楽しんでやっているのが、親から見てよいところだなと感じています。

OTとのつながりは、不器用さんにとって大きな力になってくれます。
DCDにかぎらず、体の使い方で気になることがあったら相談して損はないはずです。

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