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学校組織内の相談先の活用法~味方を探そう!④

読み書きに課題を感じたら~誰にどのように相談をすればよいのか』の記事では、ステップ1として、学校内の相談先の活用法をシリーズでお伝えしています。
今回は④「養護教諭」です。

これも人によるところが多い、という話になってしまうので、あくまでも選択肢の一つとして挙げさせていただいています。

特別支援コーディネーターを先にご紹介しましたが、昨今、この特別支援コーディネーターを養護教諭が兼務することも多いようです。本来は別の方がより多くの目があることとなり、充実した支援につなげられやすくなるかとは思いますが、現実問題、担任をもつ教員に特別支援コーディネーター業務までは回せない状況が多く、結果、面談の調整などがしやすい養護教諭が担当となっているようです。

養護教諭だからと言って特別支援にもともと詳しいわけではない点は通常級の教員と同じなのですが、やはり基本的なマインドとして、特別支援について研鑽を積まれ、協力的な先生が多いのではないでしょうか。

また、相談の入口としても、養護教諭は普段から声がかけやすく、学校に行ったついでに顔を出して気軽にちょっとしたことから相談ができるのではないかと思います。

我が家の場合ですが、相談はじめの頃の特支コ(特別支援コーディネーター)では話が全然すすまず、右往左往していたのですが、養護教諭に相談していたところ、色々と話がすすむことができました。(校内で読み書きの検査ができることを教えて繋げてくれたのは養護教諭であって特支コではなかったというような状況…)

相談先をいくつも上げていますが、残念ながら全員が協力的なわけではなく、いくつも我が家も玉砕しています。しかし、様々なところで声をあげ、相談し、頼ることでどこかにいつか味方になってくれる人がみつかるのではないでしょうか。

この記事をみて、「そうか!養護教諭が一番いい相談相手だ!」と思って玉砕する方もいるでしょう。
でも、その場合は諦めず、一回おいしいものを食べて寝て、また別の相談先に頼ってみましょう。(M)

STEP1 学校組織内での相談相手

①担任の先生
②スクールカウンセラー
③特別支援コーディネーター
④養護教諭
⑤通級(特別支援教室・ことばの教室
⑥発達アドバイザーなど自治体独自の特別支援に関する専門相談員
⑦スクールソーシャルワーカー
⑧特別支援学校のセンター的機能
⑨管理職
⑩教育委員会

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