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イベント報告「多様な学びを探しに行こう!inしぶや ①井上賞子先生セミナー」

日時
2024年7月27日(土)13:30~17:00

場所
SCC千駄ヶ谷コミュニティセンター
サークルホール

内容
①井上賞子先生セミナー  13時30分~15時
 「学びにくさのある子を支えるためのICT活用」
②伊藤陽子先生セミナー  15時15分~17時
 「学びをつむぐ、多様な学び~中学校のLD/ADHD通級指導教室での取り組み」

井上賞子先生セミナー

去年に引き続き、井上賞子先生にお話ししていただきました。
笑いあり、涙あり、のろけあり♡、あっという間の90分でした。

渋谷区教育委員会様よりご後援をいただきました。
スペシャルゲストに渋谷区教育長の伊藤 林太郎 様がお越しくださいました。
伊藤様より、渋谷区教育大綱のご紹介がありました。

音声ペンの紹介にカラフルバード記事を引用していただきました。

多様な入力の選択肢として挙げていただいたのが
 ・音声入力
 ・録音
 ・写真に残す
 ・物理キーボードなど

検討すべきは「方法」

合理的配慮は一人一人違う。子どもの感想を確かめながら行う事が大切。
例えば、
リーディングトラッカーを提案するだけでなく、カラーバールーペ(各色)、カラーフィルム(各色)などを比べて本人に選んで貰うこと。

漢字が書けないにも色々ある。
スライドそのまま引用は出来ないので、カラフルバードの記事リンク ↓

あるものは探す なければ作る

フラッシュカード(写真)、漢字パズル(写真)、自作タイピング、漢字ノート(写真)、リーディングトラッカー(写真)、プリント、動画(Microsoft 小学校で学習する文字のPowerPoint スライドを使って片仮名書き順)など、私も色々作りました。

井上賞子先生、伊藤陽子先生の自作教材は ↑ ぴーちくぱーちく会の写真をご覧ください。

検討すべきは「方法」なのに「量」を減らすだけではNG

減らすことは正しい。減らした分だけ「特性に応じた方法」での学習を増やす
その子にあった学び方で「学習量」を確保していくことが大切

「武器」を持たせて戦いに挑もう!
方法は「武器」

左から みんなのプロジェクト 代表、ルピナス 代表、伊藤林太郎様(渋谷区教育長)、井上賞子先生、伊藤陽子先生、カラフルバード 主宰

参加者の声(アンケートより)

・できる量を減らす問題にまさに悩んでました。スモールステップについても、ずっとモヤモヤしてましたがどうすればいいのかやっとわかりました(現地参加、保護者)

・支援方法、教材などを具体的に紹介してくださり、ありがとうございました。ICTは使えていなかったのですが、どんどん取り込んで使っていきたいと思いました(現地参加、保護者・専門職)

・これからも私自身も教材や取り組みを通級だけでなく通常級にもアピールしてさらに通級をより良くしていこうと思いました(現地参加、教員)

・先生に我が子が出会えていたら、と何度も思いました。善意ある非理解者に応援される日々に疲れ果てていたところでしたのでとても心に響きました(現地参加、保護者・専門職)

・特別支援は、特別なことではない日が近い将来 来るのでは、と先生の説得力のあるお話を聴いて期待できました(現地参加、専門職)

・課題を減らして対応する、ということは悪いことではないと思っていたので、どきりとしました。減らして終わりにせず手立てを考える。改めて勉強しなおす必要があると感じました(現地参加、保護者)

・午前中に先生が教材の説明をしてくださった言葉一つ一つも大変勉強になりました。先生の講演は何度聞いても毎回新たな学びがあり、自分自身の支援がブレていないかなど自己採点をしながら聞かせて頂いています(現地参加、教員)

・学びをカスタマイズしていく 自分に合った方法をしっかり伝えていきたいと感じました(オンライン、教員)

・先生のパワフルなお話、いつ伺っても新しい発見があります(オンライン、教員)

・通級指導教室の担当をしています。どの子もわかりたい、できるようになりたいと思っている子ばかりです。その子に合った方法を一緒に見つけていくことを大切に2学期からも実践をしていきたいと思いました(オンライン、教員)

・先生のお話に勇気をいただきました。息子の字の書けなさを諦めていたのですが、テキスト入力やipadでのノートテイクを学校と相談して進めたいと思います(オンライン、保護者)

・【将来困るから…と 今を追いつめない】声を大にして職員室で言いたいです(オンライン、教員)

・涙しながら見ました。娘3人、通級を利用しながら通常級で頑張っています。入学したばかりの小1も書きにしんどさがみられるので、とても参考になりました(オンライン、保護者)

今年も泣いたわ。
井上賞子先生の講演を対面でお聞きしたのは3回目ですが、いつも泣いちゃう(K)

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