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アプリで特殊音節の練習 by H

おことわり!
LDの状態は多種多様で、誰一人同じ状態はありません。こちらで紹介するのは、あくまでも「うちの子」の場合の学び方です。ご自分のお子さんにぴったり合う方法ではないことの方が多いと思いますが、学び方の一つの選択肢としてご紹介します。「多様な学び方がある事を知るきっかけになってもらえれば」、「学び方の引き出しが1つでも増えれば」と思って運営しています。その点をご了承のうえ、あくまで参考程度にお読みください。

我が家の日々の家庭学習は、こちらのアプリからスタートしています。

明治図書オンライン【iPadアプリ】音韻認識力をはぐくむ!ひらがなトレーニング

コピーフリーの教材プリント集『通常の学級でやさしい学び1 読み書きの苦手な子どもへの〈基礎〉トレーニングワーク(竹田契一先生 監修/村井敏宏先生・中尾和人先生 著)2,260円+税』が原作の、音韻認識や「ちゃ・ちゅ・ちょ」などの特殊音節といった少し専門的なことを家庭で簡単に実践できるアプリです。
(令和6年3月現在)アプリの金額は、1,000円。iOS12.1以降に対応。

小学校のことばの教室での実践研究をベースにした教材プログラムで、学校の通級指導教室、療育機関等で採用されています。
学校では、原作本を使って指導を受けることが多いです。

4タイプのトレーニングでひらがなの基礎スキルとなる力を伸ばすことができます。

トレーニングの内容

  • しりとりあそび(全75問)
  • おとのある・ないクイズ(一般、促音、拗音/全150問)
  • いくつのおとかな(一般、長音、促音/全150問)
  • このおとどれだ(長音、拗音/全150問)

画像は、明治図書オンラインより

(1)しりとりあそび
(2)おとのある・ないクイズ
(3)いくつのおとかな
(4)このおとどれだ

音韻認識と特殊音節の指導は学校にお任せしていたのですが、自宅でもアプリによるトレーニングを始めました。
学習用iPadを開いたついでに、毎日取り組んでいます。

時間をかけてたくさん取り組む必要はなく、1日10問、サクッと済ませています。
5分もあれば十分です。
読み書きは一切必要なく、聞こえてきた音声に対してタッチして解答します。
難しい操作もありません。

いっぱい褒めてくれるので、うれしいみたいです。
正解が必ず音と文字で確認できるのも、とってもいい!!
特に、特殊音節の読み書きの定着が難しいと感じるケースの子には、楽しく練習できておすすめです。

このアプリが優れている点

  • 小学校ことばの教室での、長年の実践研究による教材プログラム。
    特別支援教育の専門家(竹田契一先生 、村井敏宏先生)が監修。
  • ひらがなの読み書きが苦手な子も、目と耳、指先を使って、楽しく練習することができる。
  • 自動で読み上げて採点してくれる。
    音声は、聞き取りやすいプロの声優の声。何度でも繰り返し再生できる。
  • 難易度など、使う子に応じて設定の変更が可能。
  • 読み上げ速度がカスタマイズできる。
  • どの問題をいつ、何回、どんな間違え方をしたか、自動で集計。
    管理画面から、学習のつまずきを確認できる。苦手な部分や誤りの特徴を発見する手立てになる。
  • 学習結果に応じてスタンプやメダルがもらえ、学習の励みになる。

現状として狭き門の通級指導教室。読み書きに関する支援は、自治体による差も大きいです。
お子さんに読み書きの困難さがありそうだけど、なかなか支援につながることができずに悩んでいるという方も、iPadがご自宅で使える場合は、まずは家庭でひらがなトレーニングを試してみることもできます。



(H)(F)

アプリについての記事です。
特殊音節の練習を紹介している、その他の記事です。
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