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大丈夫、これでいいのだ – DCDを知る⑤

私の子供は、
ADHDの不注意
DCD
の特性があり、小学校の普通級で配慮を受けながら過ごしています。

ここでは、DCDに辿り着いた経緯を交え、我が家のドタバタ劇をご紹介します。


前回はDCDを指摘され、学習の基本スタンスと学校への配慮願いを考えるところまで書きました。



作業療法士さんからは、学校では以下のような配慮を求めるよう勧められました。
 ・トメ、ハネ、ハライ、バランスは気にしない指導
 ・読めれば〇とする指導
 ・文字の一部をほめてもらう(バランスの整っていない文字でも、ハネの部分だけほめるなど)
 ・ノートを大きくする
 ・ノートのマス目を大きなものにする
 ・筆記用具を使いやすいものにする(三角軸、太軸、滑り止めすき定規など→詳しくはこちら


「書くこと、学ぶことが嫌いにならないための配慮」と題し、
・DCDの特徴
・学校で困難が予想される動作・教科
・具体的な配慮とその効果
・繋がっている専門家
をPowerPointにまとめ、担任の先生と面談をしました。

合わせてスクールカウンセラーとも面談し、普段の授業の様子をみてもらうお願いもしました。
幸い、シャーペンの使用を断られたこと以外、すべて希望の配慮・支援にOKしていただきひとまずは安心。


みんなと違うノート、ちょっと変わった鉛筆、周りの目はどうかな。と心配しましたが、
子供たちはそんなこと気にしない(見てない?)ようでした。


とはいえ、専科の先生が入る音楽の授業や、運動会や遠足など担任以外と接する場面では、
なかなか配慮が浸透しないことを痛感したこともあります。
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学年が変わるにつれて困難感も変わりました。
都度、先生やスクールカウンセラーなどの専門家に相談することを意識しています。


というわけで、今回はDCDに対する学校での合理的配慮について書きました。
次回は、配慮の効果と学校での困難感を感じる具体的な場面を書こうと思います。
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