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大丈夫、これでいいのだ – DCDを知る④

私の子供は、
ADHDの不注意
DCD
の特性があり、小学校の普通級で配慮を受けながら過ごしています。

ここでは、DCDに辿り着いた経緯を交え、我が家のドタバタ劇をご紹介します。


前回は書字困難からDCDを指摘されるところまで書きました。


DCDとは発達性協調運動症のことで、「運動」の不器用さが生じます。
走る、ジャンプする、スポーツをするなどの運動、
字を書く、ボタンをとめるなど微細な運動も「運動」に含まれます。



思い返してみると我が家も書字以外に思い当たる節がありました。
 ・歩き方がペタペタしている
 ・保育園のダンスが嫌いだった
 ・縄跳びがうまくできなかった
 ・苦手な構音がある(舌の運動)

その反面、得意な運動もあって、
キャッチボール、サッカー、プールは比較的得意ですし、スキップの習得は早かったです。

粗大運動による日常生活に困り感がなかったため、DCDについては就学後に気付くことになったのだと思います。




大学の作業療法士さんからは、学校で以下のような配慮を勧められました。
 ・トメ、ハネ、ハライ、バランスは気にしない指導
 ・読めれば〇とする指導
 ・文字の一部をほめてもらう(バランスの整っていない文字でも、ハネの部分だけほめるなど)
 ・ノートを大きくする
 ・ノートのマス目を大きなものにする
 ・筆記用具を使いやすいものにする(三角軸、太軸、滑り止めすき定規など→詳しくはこちら

書くこと、学ぶことが嫌いにならないための配慮です。
これは学年の上がったいまでも一番にお願いしています。



将来、「書く」という場面は減っていきますが、「学ぶ」という場面は減りません。
「学ぶ」楽しさを一番に大切にしたいと思っています。


というわけで、DCDの基本知識、学校への配慮について整理できました。
次回は、DCDへの配慮を学校へお願いする場面に続きます。
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