発達性協調運動障害(DCD)の方はもちろん、LDや手先に不器用さある方にとって、
「文字を書く」「のりを付ける」「線を引く」など机の上の作業はとて疲れやすく難しいものです。
様々な特徴のある文房具が販売されている中で、合ったものを使用することで困難感が軽減されることがあります。
ここでではおすすめの使いやすい文房具についてご紹介します。
鉛筆
書くのが疲れる、握力が弱いお子さんには太軸や三角軸、滑り止め加工がよいサポートになります。
芯の硬度も書き心地に影響します。筆圧の高低で選ぶとよいと思います。
握りやすい太軸、三角軸なのが特徴です。不器用さんのファーストチョイス
サクラクレパス 小学生文具 かきかたえんぴつ三角
三角軸で握る部分に滑り止めが付いていて、握る動作をサポート
三菱鉛筆 グリッパーえんぴつ
滑り止めがある鉛筆の中でも、滑りにくさはピカイチ!
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消しゴム
「書く」のと同じぐらい「消す」は労力がかかります。
消しやすさ、ケースの壊れにくさ、消す範囲の違いなど、子供に合った消しゴムを使うと、学習の負担感軽減につながります。
サクラクレパス アーチ消しゴム 小学生学習用100
カバーの形が特徴的で折れにくく、濃い鉛筆もよく消えます
クツワ ペンケシ
鉛筆型で狙っと所をうまく消せる優れもの、鉛筆削りで削れて、筆箱にもしまいやすい
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ノート
視覚刺激の少ないものや、消しやすい書きやすいノートなど様々なものがあります。
不器用さのある方や、書字に抵抗感のある方もノートの工夫が支援につながるかもしれません。
mahora(まほら)ノート
発達障がい当事者の声からうまれたノート、目にやさしい色(レモン、ラベンダー)で、紙も厚めで書きやすい
ナカバヤシ けしやすい学習帳(サラ消しノート)
えんぴつで書いた文字を消しゴムで消しやすく、濃い鉛筆を使う小学生低学年向け
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下敷き
運筆のサポートはもちろん、「もうやったからできてるよね」が難しく、学習が苦しくなる子たちの支援に。
表面がザラザラ加工で書いた時の摩擦感が、運筆をサポートしてくれる
柔らかい面と硬い面、裏表で書き心地が切り替えられる
カイケツしたじき
筆算や単位換算が苦手なお子さんが、手がかりをもって課題解決できる下じき
ホワイトボードマーカー対応の下敷きなので繰り返し使用できる
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定規・コンパス
すーぴたっ 滑り止め付き定規(レイメイ藤井)
滑り止め付きの定規。直定規の他に、三角定規と分度器もあり
0が端から始まるので測りやすく、DCDや不器用なお子さんに使いやすい仕様!
滑り止め付きで、裏返しても文字は裏返らないので、表でも裏でも測れる
同じシリーズで三角定規と分度器もあり
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のり
消えいろピット ほそみ
細いペンタイプののりで、はみ出しや角の塗りにくさを軽減できる
塗って青色、乾けば透明の「消えいろタイプ」
ippo! 固形のり
しずく型キャップで、子どもの手でもカンタンに開閉でき、机の上でも転がりにくい形です。
塗って青色、乾けば透明の「消えいろタイプ」
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