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「うちの子は字が書けないかも」と思ったら

『うちの子は字が書けない』は長男フユ君が中心でしたが、本書は長女ナツちゃんのお話。
フユくんとは症状も性格も違うナツちゃん。診断名が同じでも支援方法は一人ひとり違うんだと思い知らされます。(K)

知的発達に問題がなくとも、読み書きだけが困難な「発達性読み書き障害」。
その子によって現れ方も異なりますが、授業では黒板の字をノートに写しきる前に消されてしまう、テストで漢字が書けないために減点されてしまう、一見簡単そうに見える文字の練習がなかなか終わらないといった状況が起こります。
そもそも障害であることが理解されず、「怠けているからでは」「がんばらないからだ」と誤解され、諦めてしまう子ども、家族もいる発達性読み書き障害。

本書は、元筑波大学教授で、NPO法人LD・Dyslexiaセンター理事長でもある専門家・宇野彰先生による解説と、千葉リョウコ先生による漫画で、子どもたちが抱える今・現在の問題にどう対処すればいいか、また彼らが将来、どのように自立を果たせるか、を考えます。

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