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歩いてきたゼ!けもの道2

1 ネット検索(ブログなどでもコメントを一つ一つ丁寧に拾う)

実は、私は最初、娘のことを「境界知能?」と疑っていたんです。一年次担任、二年次特別支援コーディネーターをしていたベテラン教員からは、「娘さんは、学習障害ではないと思います(遅刻とかして1、2時間目の授業に参加できないことも多いし、努力不足では?)。」と言われ、私も「そうですよね!学習障害はミミズいたいな字を書くって、漫画で見ました~」「うちの娘はそれなりに字は書きますもんね!」とその時は納得していました。となると、娘のこの漢字の書けなささ、宿題を全くやらないのは何なんだ?まさか、境界知能?でも教頭先生からは「境界知能って感じではないけどねぇ」とか言われるし、「うーーん…」と思ってから、いろいろ検索していくうちに、ひとつのブログのあるコメントに対する返信に目がいきます。

それが、『うちの子は字が書けない』(ポプラ社)でした。試し読みのところに掲載されている主人公フユくんの実際の字が、娘の字とそっくりだったのです!!「うわっ!娘の字と同じだ!なになに?『発達性読み書き障害』?発達性の意味がわんないけど、とりあえず、読み書き障害ってことね。はじめて聞くわ。とりあえず、本を買ってよんでみよう!」

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うちの子は字が書けない ~発達性読み書き障害の息子がいます 40人学級に3人いるのに「誰も気づけない障害(発達性読み書き障害)」を実体験をもとに描く、コミックエッセイ。千葉リョウコ:著 宇野彰:監修(C) リンク

届いたら、むさぼるように読みました。コミックエッセイなので、サクサク読めます。そして、2冊目の『「うちの子が字が書けないかも」と思ったら』も即購入。参考になることが多く、付箋をはりまくりました。

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なので、まずはこの2冊、特にピンクの表紙の『「うちの子は字が買えないかも」と思ったら』の方には、英語の発達性読み書き障害のことや、将来の目標設定のお話も書かれてありますので、今でも読み返したりしますし、お手元に置いておくといい本としておススメします。(S)

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