地域ネスト図鑑
カラフルバード練馬
〜 練馬LDっ子ICTラボ 〜

活動エリア
東京都練馬区
主な活動内容
情報発信、ICTの活用を推進するための活動、教育行政との意見交換など
SNS
4月になりましたので、端末情報中心に、サイト内の情報をいろいろ更新しました https://t.co/uXCDSjMME5
— 練馬LDっ子ICTラボ (@nerimaLD_ict) April 1, 2026
練馬区のLD支援について
カラフルバードの地域アカウントは、これから「地域ネスト(巣)」と呼ぶことになりました。今回は、「練馬ネスト」からスダチが練馬区のLD支援について紹介します。
1. 子育て世代が集まる街・練馬区のいま
練馬区は、世田谷区に次ぐ「23区で2番目に人口が多い区」です。23区トップの公園数(700カ所以上)や豊かな緑、池袋・新宿へのアクセスの良さから、民間調査の「子育てしやすい街ランキング」などでも高く評価されており、周辺区や都外から20代~30代の子育て世代の転入超過(転入者が転出者を上回る状態)が続いてるそうです。
そんな練馬区の学校に通う子どもたちの人数を見てみましょう。
- 練馬区立小中学校の在籍者数(令和8年5月1日現在)
- 小学校児童数:32,972人(通常学級 32,419人 + 特別支援学級 553人)
- 中学校生徒数:13,158人(通常学級 12,889人 + 特別支援学級 269人)
- 全体合計:46,130人
- 参考:練馬区公式ホームページ「小・中学校児童・生徒数」
2. 練馬区に眠る「読み書き困難」の潜在的な人数
「子どもが多く活気に満ちた練馬区では、さぞLD(学習障害)支援が盛んだろう…」と思いきや、実際の支援体制はまだまだ発展途上の段階です。
では、区内にはどれくらいの子どもたちが読み書きの困難さを抱えているのでしょうか? 読み書き困難の潜在的な割合は、文部科学省の調査で2.5%、専門家の見解では8%と言われています。
この割合を練馬区の児童生徒数(46,130人)に当てはめて計算すると、以下のような数字になります。
- 文科省調査(2.5%)で試算: 1,153人
- 専門家意見(8%)で試算: 3,690人
理論上、これだけ多くの小中学生が読み書きに悩んでいることになります。 我が子のために声を上げたり行動したりすることが、実は区内の1,000~3,000人以上の子どもたちを助けるきっかけにつながっているのです。
3. 練馬区で頼りになる「保護者の輪」と「情報ガイド」
練馬区内には、すでに保護者や教育現場を支える心強い取り組みが存在します。
- 親の会「えるでぃ」 練馬区内で定期的に開催されている保護者の会です。
- 『先生・保護者・みんなのための発達性読み書き障害早わかりガイド』 練馬区社会福祉協議会 練馬ボランティア・福祉推進センターが2022年に発行した冊子。「とてもわかりやすい」と保護者や先生方の間で評判です。
- 発達性読み書き障害早わかりガイド(PDF) ※「えるでぃ」の活動詳細は、上記ガイド内の紹介文をご確認ください。
4. 行政や議会にも変化の風!これからの練馬区への期待
現在、練馬区では新区長のもと、支援体制を前進させる大きな動きが始まっています。
- 2026年4月:教育委員会内に「教育福祉課」を新設 教育振興部の中に新たな部署として「教育福祉課」が設置されました。
- 練馬区組織案内(教育福祉課)
- 2026年9月:練馬区議会での質疑に反映 区議会議員の先生方もLDの子どもたちに寄り添ってくださっており、2026年9月開催の練馬区議会第3回定例会(決算特別委員会「教育費」)での質疑では、LDの子どもたちへの支援に言及いただきました。
このように、区全体で特別支援教育やLD支援を推進していこうという前向きなムードが高まっています。
子どもたちの学びやすさと保護者の安心感を支えるあたたかい「巣」を目指して、練馬ネストはこれからも地域の活動を続けていきます。これからの練馬区の特別支援教育が、どんどんよくなりますように!