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凸凹息子の中学受験(TMTM)

『LDっ子の受験報告』は、LDのある子ども達の受験体験談をご紹介するコーナーです。合理的配慮のコーナーで載せきれない、さまざまな方の受験までの道のりをご紹介していければと思っています。今回はTMTMさんの中学受験についてです。

目次

はじめに

何かが違うと思い始めたのは、年長に始めた某プリント自習形式塾の算数。1を足す、2を足すは出来るけれど、3以降が中々習得できない。どうしてだろう?合う子と合わない子がいるけれど、息子は合わない子なのだろうか? 

小学校に入学して、ひらがなの練習を嫌がる。「い」は「り」と間違えるほど右側を長く書く。他の字もあやしい字がある。何度言っても直らない。あれ?幼稚園時代にお友達とお手紙交換をしていたはずなのに。教えなくてもきちんとした字を書いていると思っていたのに。 

小1の夏休み、繰り上がり繰り下がりの足し算引き算の習得に時間が掛かる。昨日はできたのに今日はできない。どうしてだろう? 

不思議に思っていた頃、PTAの講演会の内容が学習障害でした。読み書き障害や算数障害の内容を扱った内容で、息子も算数障害かもしれないという疑いをもって、小学校のスクールカウンセラーに相談をすることにしました。当時在籍していた学校では、スクールカウンセラーによる登校から下校までの一日の行動観察がありました。その結果、算数障害かどうかは分からないけれど、授業中の手遊びや足をぶらぶらさせる様子や教室に貼っている作品の様子からADHDがあるのではないかというアドバイスを契機に、小2の夏に専門機関でWISC-Ⅳ、PARTS-TR(ASD関係)、Conners3(AHDH関係)、STRAW-R(読み書き関係)の検査を受けました。結果は、得意なことと苦手なことの差がかなり大きい。そして、ASD傾向があるというものでした。親も担任も納得の結果で、今まで不思議に思っていたことがすんなりと腑に落ちた感じでした。 

小2の夏に引越をして転校をしたのですが、新しい学校ではスクールカウンセラーのアドバイスを基に、個別療育型放課後等ディサービスに社会性向上のためのSSTや書字改善のために5年生の終わりまで通いました。 

また、小3春に薬の服用を視野に入れて児童診療内科の受診をしました。このクリニックでは、医師が作成した指標を基に、ADHD、ASDグレーゾーン、書字困難さありの診断がつきました。医療用語ではないので診断はつきませんが「HSC(敏感な子)」の気質があるのではという助言もいただいています。小3の夏から易刺激性緩和のためにエビリファイの服用、ADHD対策としてインチュニブ、アトモキセチンを試して副作用が出たために、コンサータを服用しています。コンサータでも食欲不振がありますが、本人の希望で服用を続けています。 

興味があることは自分で調べて深めていくけれど、興味がないことは全くの無関心。集団生活が苦手でWISCⅣの結果だけではなく、全てにおいて凸凹な息子の中学受験体験記です。 

息子が書く字です。これは、小6の1月に受けた中学受験塾のテストです。 

問2.正そういん  問5.解体新書  問10.けんぽう十七じょうで、仏教をうやまいなさいというないようのものがあるから。 と、書いています。 

同じテストの国語の漢字部分です。 

AI採点と思われますが、字が整っていなくても、枠外に出ても〇がついています。また、漢字もかなりあやしいですが、〇がついています。5年生の頃のテストの回答は、保管していませんが、かなりあやしい字でも大手学習塾のAI採点では〇がもらえました。 

余談ですが、この公開テストは3学年上の兄も受けています。兄の時は、とめはねはらいがきちんと書けていないと×になっていたので、3年間で書字に対する中学受験界の様子が変わったことに驚きを感じています。 

中学受験を目指した理由

小2の夏に転校して卒業まで通った小学校では、息子は数人の気が合う子とは交流をするけれど、中休みや昼休みは、自分の席で1人で過ごすことが多く、また、運動会や発表会の前には登校渋りがあり当日も出席拒否などの学年単位や学校単位の活動が苦手でした。 

一方で、学習面では、理解力や知的好奇心があり、興味を持つと学校で習わないことでも動画やインターネットで情報収集をして楽しんでいました。 

こんな息子が少しでも浮かなそうな学校、同じような子が少人数でいいからいる学校に通わせたいという親の願いがありました。また、朝の情報番組の全国の中学校や高校を紹介するコーナーで、ロボットを動かす部活を見て私立学校に息子が興味を持ったので、受験を促してみました。 

消極的な理由としては、少子化の影響で統廃合が進んでいる公立中学校は、自宅から徒歩30分で遠い、居住自治体の中では最大の生徒数であり活発な子が多いイメージで息子には向いていないだろうという考えもありました。もちろん高校入試の内申点に対する不安もありました。 

塾について

中学受験とは関係なく書字改善とソーシャルスキルトレーニングのために、個別療育型放課後等デイサービスに小学3年の4月から小学5年の3月まで週1回通いました。日記や作文、実際のテスト形式で字を書く練習やコツを学習しました。書字が劇的に改善をすることは無かったのですが、親では難しい「ほめる」をたくさんしていただきました。小学校のスクールカウンセラーの方からの情報で通い始めましたが、もっと情報収集をして、粗大・微細運動、集団でのソーシャルスキルトレーニングに通うべきだったのかもという反省はあります。 

受験塾は、少人数で、塾通いに負担がない距離、事前に特性の相談をして理解が得られそうなところを選びました。当時息子が仲良くしていたお友達が通っていた近所の塾に小3の秋から通いはじめました。集団塾でしたが10人未満の少人数で自宅からも近くて良かったんです。また宿題は、紙ベースだけでしたので負担軽減のための配慮も得ることができましたが、物足らなさを感じたために、息子と相談をして新小5開始時に転塾をしました。 

転塾先も、気の合う子がいる塾にしましたが、やるべきタスク(計算、テスト直後に復習・練習問題など)が多かったために、計算ドリルはタブレットベースだったので負担軽減ができずに本人が嫌がりました。そして、夏期講習中に「夏休みなのに勉強ばかりしてられるか!」と塾で叫んだ以降は、配信動画で自宅学習をして、テストの日だけは塾に行くテスト生を少し続けました。このテスト生も嫌がるようになり全教科白紙で提出するようになりました。本人に確認をすると塾は嫌だけど勉強は嫌ではないというので、完全に自宅で学習ができる動画配信の通信講座に切り替えて、本番まで勉強をしました。 

5年生の後半から最後まで学習をした、動画配信の通信講座についてです。 

メリットは、何といってもお手軽価格であること。自宅にいながら、塾と同じ教材で授業(季節講習も含む)・テストを1か月定額料金で受講できました。映像授業は、とても分かりやすく面白い内容でした。中学校等を借りて行われる公開会場受験のテストは、当日その会場で受験できなくても自宅受験に振り替える事ができました。会場でのテストを嫌がる息子にとっては、とても良かったです。学習方法、志望校の相談など塾でするような質問は、メールで行うことができます。 

また、自分のペースで学習ができるので、就寝時間が遅くならずに生活のリズムが保てたのは、発達障害やHSC気質もある息子にとって良かったです。 

デメリットは、刺激が少ない。簡単にさぼれる。そのため親のサポートが必須でした。 

通塾していた頃に受けた配慮は、紙ベースでの計算練習の数を減らす。板書ができなくても無理強いはしないです。通塾を断念した塾は、タブレット上で計算練習を行うために、量を減らすことができずに息子はとても苦労していたようです。 

最初の塾では、算数の授業の最初に計算ミニテストがありました。10点満点のテストで7問しかできなかった時の担当講師の言葉「君の武器は、正確さだ!」は、良い誉め言葉だと感心しました。ついつい7問しかできてない。と思いがちですが、解いた7問が全て正解なら、そこを誉める。塾講師は当たりはずれが大きいですが、中には良い励ましの言葉をかけてくれる先生もいました。 

2か所目に通った大手中学進学塾では、「我々はプロなので、子どものやる気が出ない時の対応の仕方は慣れています。任せてください」と言われましたが、特性のある息子の対応には不慣れなようでした。 

この記事を書いていて思い出したのですが、凸凹の差が激しい息子に何をしたらいいか悩んでいた頃に、発達障害専門個別進学塾に見学と体験授業を兼ねて中学受験を目指せる子なのかを確認に行ったことがあります。お商売ということもあり、「充分に目指せる力はある」と言われましたが、遠いのでその塾は断念しました。 

中学校選び

本人は、女の子がいてもいいけれど、お気に入りの服が着たいので制服が無い学校がいいと言っていました。しかし、自宅から負担なく通える距離の私服の学校は、超難関校。早々に本人が諦めました。 

親は、かなりユニークな子なので男子校向きだと思っていましたし、塾通いしていた頃の先生にも男子校が向いているというアドバイスをいただいていました。 

また、書字困難さに加えて、発達障害、HSCの気質がある息子は、とても疲れやすいために通学に負担がない学校を候補として考えました。通学に負担のない距離で男子校という条件でかなり絞られましたが、更に過去に書字障害の生徒がいたことがあるか、そして本人のレベルから高過ぎず低過ぎずの学校を候補として考えました。結果として、この条件に合う学校が唯一の志望校となり、この学校しか受けていません。 

情報収集はXやスクマというサイトで行いました。大きな会場である合同説明会は、親だけで参加をして、発達障害、書字障害や不登校の生徒の有無、合理的配慮の内容を確認をしました。そこで得た情報で、息子に合わなさそうな学校(書字障害の生徒の有無が曖昧、ノート整理必須で提出が頻繁にある)は候補から外しました。4、5年生の頃から学校説明会や授業体験、文化祭に本人と参加をしました。

6年生ではテストが増えて日程的に厳しくなり、そして、反抗期も入っていたので息子と一緒の学校見学や文化祭訪問は中々難しかったので、早めに始めておいて良かったです。6年の秋に親だけで参加した入試説明会の個別面談でテストの字を見てもらい、〇がもらえるかの確認をしました。「漢字のとめ、はね、はらいまでの細かいところまで見ない。字形があっていれば〇、理解しているかどうかを見るので、読みにくい字も教員5人ぐらいで頑張って読みます」とのことでした。実際に字を見てもらったのは、6年生の秋のこの入試説明会が初めてでしたが、これも早い学年から始めておいた方が良かったかもしれません。いざ受けようと思ったときに、厳しい学校だと辛いです。 

中学に入学してからの反省は、どのような配慮があるのか、またタブレットの使用についての具体的な内容をもっと掘り下げて聞いておけば良かったと思っています。息子の学校は過去に書字障害の子がいたそうですが、授業中にタブレットで写真を撮るのは禁止。授業後に教員の許可があればOK。タブレットでのノートテイクは、各教科担当の教員によって異なる。と、入学が決まってから説明を受けています。 

4教科受験

我が家は、4教科受験を目指して勉強を続けました。1番の理由は、算数のみや算数と理科の2教科受験で合格を目指せる程の計算力や処理力が見込めなかったからです。男子は算数理科が得意な子が多く、2月1日午前以外の1教科受験や2教科受験は、難関校を受けるお子さんの滑り止めとして使われるので、とてもでないけれど難関校を目指して受験勉強をしているお子さんの中で合格を勝ち取ることは考えられなかったです。 

また、5年生前半までの単純な知識習得には問題がなく国語も社会も得点源になっていたために、算数や算数理科のみの勉強に踏み切ることはできませんでした。5年生後半からは、学習でもテストでも本番を見据えて、漢字指定や記述式の回答が多くなり、本人は辛そうでしたが、志望校が限定されるというデメリットがあったために勉強は続けました。 

その他にも、実際に算数のみ若しくは算数理科で合格をしても、中学に入ってから未学習科目の学力不足が心配。不合格でも、公立中の先取り学習として有益ではないかと考えて、4教科の勉強を頑張ってもらいました。 

書字の負担軽減のための工夫

勉強をしていく上で、字を書くことに疲れて勉強そのものが嫌になってしまうことが度々ありました。そこで、我が家がした書字の負担を減らす工夫です。 

(1)量を減らす 

紙ベースでできる場合に限られますが、同じような計算練習は半分よりも少し多い程度で、漢字は1、2回の書取練習をテキストに直接していました。 

練習問題もノートや解答用紙に答を書くのではなく、直接テキストや問題集に記入しました。疲れる場合は、書かなくても口頭でOK、国語の抜出問題やまとめ問題は、該当箇所を、線を引いたり、囲むでOK。それも嫌なら指で刺すだけでOKとしました。 

(2)書くことに専念 

国語のまとめ問題は、解けなくても書く練習のために文章を読んで問題を読んで、自分で考えずに解答を写して書いていました。入試直前期には、特に理科や社会の暗記の基礎的な用語は、解答を見ながら書き写すという書く練習をしました。 

漢字習得に活用したもの

(1)筆跡が消えるアプリ 

漢字は、負担軽減のために1日に同じ漢字の書取練習は1、2回しかしていませんが、それだと短期的に覚えらえても定着は難しかったので、翌日や週末のテスト前に反復練習をしていました。テキストに直接書いているので、もうテキストに直接書くことはできない。ノートに書くのは面倒というときに役に立ったのが「宿題スキャナー」というアプリです。筆跡を消したものをプリントアウトして、書かせていました。 

(2)下村式唱えて書く漢字学習ノート 

これ1冊と鉛筆を準備すれば、なりたち、唱え方、文例と漢字学習ができるので、便利でした。下村式以外にもリング式カード形式の本も買ったのですが、扱いが荒い息子と片付けが面倒な親ではストレスが溜まるだけでした。 

(3)ミチムラ式漢字eブック 

一番活用したのが「ミチムラ式漢字eブック」です。漢字の成り立ちに沿って独自に分解した部分の組み合わせを覚えるミチムラ式の電子書籍バージョンです。視覚と聴覚で学習するので、息子にとって一番効果が高かったようです。eブックを見ているはずがいつも間にか他の動画を視たり検索をしたりする心配がありますが、中学生になってからも、ミチムラ式の部分の組み合わせで覚える方式は、活用できそうです。(活用して欲しい…) 

※カラフルバードの過去の記事にも詳しく紹介されています↓

その他活用したもの

その他受験勉強に役に立ったかなと思うものです。どれも目新しい物ではありませんが、ご紹介します。今、振り返ってみると、視覚・聴覚を活用した学習していたのだと改めて感じています。 

〇テレビや動画配信サービス 

動画配信サービスにあるアニメ「はたらく細胞」やアニメ「ねこねこ日本史」は、本人が自分から探してきて楽しんで見ていました。どちらも漫画もあります。「ねこねこ日本史」は、本格的な学習漫画が苦手な子でも、猫のキャラクターが登場してとてもゆるく日本の歴史について触れるので、ゆるキャラ好きのお子さんには向いているかもしれません。 

都道府県の勉強をするようになってからは、テレビの「秘密のケンミンショー」が好きになり毎週見ていました。 

〇本 

本は無理に読ませるのではなく、興味を持たせるために目の届くところに置いておく程度です。月1回通院をしている児童診療内科の近くの古本屋さんでお手軽に購入したので、読めばラッキー、読まなくても仕方ないと感情的にならずにすみました。「ドラえもん」の学習漫画シリーズがよく販売されていたので、学習漫画は「ドラえもん」が多かったです。兄の受験勉強時に日本歴史の漫画を全巻揃えましたが、全く興味を持ちませんでした。でも、歴史の流れは把握させておきたかったので、3冊だけなら読むかと期待して「ドラえもん日本の歴史」全3巻を購入しました。 

「自由自在」は通っていた放課後ディサービスの本棚にあり待ち時間に息子がよく読んでいたので、購入してみました。 

・学習漫画「ドラえもん」慣用句、ことわざ、四字熟語、天体、日本の歴史全3巻 

・「自由自在」小学高学年理科 

・「るるぶ マンガとクイズで楽しく学ぶ47都道府県」 

〇その他 

電車の中や病院等の待ち時間の隙間時間にスマホのアプリを活用しました。低学年の頃はひらがなやカタカナのアプリ、中学受験の勉強をするようになってからは星座パズル(「あそんでまなべる星座パズル」)や日本地図パズル(「あそんでまなべる日本地図パズル」)をダウンロードしました。 

お風呂ポスターは、まだ一緒に親とお風呂に入っていたころに、クイズ形式で都道府県の位置や県庁所在地、野菜の生産量日本一などを覚えました。 

小学6年の夏休みの自由課題の宿題は、パソコン入力で歴史年表を作って、学校から返却された後は自宅の壁に貼っておきました。 

志望校対策

動画配信通信講座の相談で、奇問難問は出ない学校なので、特別なことをする必要はなく、通信講座のテストを模試としてしっかり受けるようにとのアドバイスがありました。 

また、11月に参加した志望校の入試説明会で各教科の出題について説明があり、その中で強調されていたのが、とにかく過去問をしっかり何度も解くようにとのことでしたので、志望校対策は、過去問をしたくらいです。3年間分を6年生の12月頃から解きはじめましたが、最初は全く歯が立たずに、夫が一緒に考えながら解くという作業をしていました。1月になっても、すらすらと解ける感じではなかったようです。ただ結果としてこの過去問に取り組んだことが、合格に繋がったのではないかと思います。 

志望校では、全日程の受験を申し込んだ受験者には、合格ボーダーライン上に並んだときの優遇措置があるとのことでしたので、受ける受けないは別として、2月1日午前4教科、午後算数、2月2日4教科受験、2月4日4教科受験の全日程の申込をしました。 

当日の様子について

よく「男子は当日なって初めて自覚する」という話を聞きますが、本当にその通りでした。今までに中学校を借りて行われる公開テストでは、会場の校門の前で、「受けたくない」と拒否をして自宅受験に切り替えた事が何度も何度もあったので、受験当日も受けないかもしれないという覚悟が両親ともに出来ていました。しかし、当日は張り切って先頭を切って出かけて行き、これまでにない息子の態度に、感動すら覚えました。 

2/1当日は、午前に4教科受験、休憩をはさんで午後に算数1教科受験。午前と午後の間は、受験会場に準備された待機場所で、コンビニで購入したサンドイッチを少しとゼリー飲料を飲ませました。受験後は、自信があったのか帰宅途中に受験の問題を振り返りながら機嫌良く帰宅しました。当日の夜に4教科受験不合格が判明、「シュン。でも、明日頑張ろう!」と息子は翌日に備えて早めに就寝した後に算数受験の合格が判明。信じられないので、合格したことは息子に内緒で翌日も受けさせることにしました。2/2は午前4教科受験で当日合格が判明。ここで終了のはずが、終わらなかったのが息子らしいユニークなところ。「折角申し込んだのに受けないのはもったいない、もしかしたら面白い問題が出るかもしれないと」2/4の受験もしました。 

最後に ~中学受験のまとめと現時点までの中学生活~ 

自宅での学習、動画・ゲームは一律に禁止しない、志望校1校しか受けない、受験日以外は学校に行く(自宅にいても勉強をしないため)、と息子に合わせた一般的ではない独特の中学受験でした。 

中学受験をして良かったのか?は、まだ答えはでませんが、本人は周りに「自分に合いそうな学校があるから、頑張っている」と言っていて、合格でき成功体験ができたのは良かったのではないかと思います。 

さて、中学生活が始まり、秋の文化祭まで終わりました。入学前に面談時間を設けていただき、息子の特性を説明した上で中学生活が始まりました。1学期は中学生活に慣れることを目標に、何度か登校渋りや欠席もありましたが、宿泊研修や体育祭、文化祭と主要行事に参加することができました。 

学習面について問題はたくさんありますが、まずは自ら計画的に学習ができるようになることが目標です。親が学校に聞くことは簡単ですが(小学校の頃ほど簡単ではないですが…)、自分の事として定期テスト前の課題に取り組んで欲しいです。 

書字に関しては、学校として書字困難の寛容さ(例えば、穴あきプリント多用、ひらがなのみでOK、自筆でなく入力したものでOK)は、無い状況です。こちらが合理的配慮を求めていないというのもありますが、教師の中で書字困難さに対しての認識がバラバラである感じがしています。これから息子の意思を確認して、合理的配慮を求めるのかこのままでいくのかを見極めていく必要があると思っています。 

最初の保護者会での担任の先生の「中学時代は失敗をさせる時期です。とにかく失敗をさせて本人に学ばせましょう」という言葉は、その通りだと強く共感をしましたが、特性のある息子にどの程度失敗させていいのか、どのように自立させていくのか、どうしたら自立するのかをスクールカウンセラー、自治体のサポート、医師と相談しながら、親としてのサポートをしていきたいと思っています。(TMTM)

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