高校受験までの長い道のりとその後
高校二年生になった現在の息子さんの様子、そして小学校時代から振り返っての高校受験記事です。

<今ここ‼>(2025年11月)
現在高校2年生の息子
私立普通校を受験し合格したのもつかの間。高校1年生の後期から通信制高校に転入するというドタバタ劇を経て今はゆる~くお気楽な高校生活を送っています。
昨今は「べき思考」は捨てて柔軟に考えないと逆に生き残れない!と、分かってはいても、中学校の頃のように朝練➡授業➡部活に参加し、毎日朝から晩まで忙しく充実した学校生活を送って欲しいという親の願望を捨てきれずにいます。
通信制高校に転入した経緯はまたどこかで語らせてもらえればと思います(笑)
(※気になる方はLDっ子ママのInstagramをのぞいてください)
<今ここ‼漢字について>
さて、先日LDっ子の息子が「オレの漢字ドリルとかまだある?」と聞いてきました‼
漢字ドリル‼一瞬自分の耳を疑います。
「えっ!漢字ドリル?ど~したん?何に使うの?」
「今読んでるマンガ、ルビふりされてないから!」
ルビふりされていないマンガを自力で読もうと思っている様子。しかし何故漢字ドリルなのだろう?
息子はAiphoneもiPadも持っているし、読み上げ機能の使い方も知っている。それでも漢字ドリルを開いて漢字の学習をしようと思ったのは何故?喜ばしいことだが動機がが気になる。そこで根掘り葉掘り聞いてみた。多くを語らないお年頃の息子にあれこれ吐かせるのは人苦労しますが。どうやら漢字は生きていくために必要だと自分で気付いたようです。
「漢字は読めるだけでなく書けたほうがいいで!」と言い出しました!
漢字ドリル残しといてよかった~。実は息子の学習の記録として学年ごとにドリルやワーク、ノートやプリント、テスト等をまとめて残してあります。が、まさかこんな形で漢字ドリルを使う日が来るなんて。
日の目を見ることが出来てドリルも喜ぶでしょう。
漢字ドリルを開き漢字の練習を始めた息子があることに気付きます。
「オレ3年の途中までしかやってないよな?だってそこから先のドリルがきれいやもん!」
そ~なんです。漢字学習は3年の途中でやめたんです。当時はLDっ子の息子にとって3年生以上の漢字学習を続けるのは大変困難で色んなものをそぎ落とされるものでした。それよりも他にできることをやろう!と言うことになり、今に至ります。
ふと思ったのですが、息子のように高校生以上のLDっ子が漢字の読み書きがままならないのは、LDが故のことだけでなく、単純に習っていないからってことも要因になっているのだと。あの時漢字学習を手放したことを複雑な気持ちで思い出しました。
何事にも学び時があると言いますから、息子にとっての漢字の学び時は今なのでしょう。もしかしたら3日坊主で終わるかもしれませんが、テストのための勉強ではなく、自分が生きていくための勉強なので気長に見守ることにします(笑)
ちなみに、我が家は書き取りの練習にはあまり力を入れて来なかったのですが、それでも小学生の頃と比較すると漢字の書き取りがすばらしく上達していました。
以下、小学校低学年の頃と高校2年の今の比較写真です。






<高校受験までの長い道のり~小学校低学年~>
②学校連携の詳細
うちの子はLDかもしれない!やっとここにたどり着いたのは、息子が小学1年生の秋ごろ。漢字の学習が始まり周りの子からどんどん遅れていく様子に焦り、あれこれ調べ始めていました。そんな中、9月に担任とコーディネーターとの初回の面談がありました。まずは双方での情報共有。
◇学校側からの情報
・集中できない時間がある
・漢字のなぞり書きがめちゃくちゃ(目と手の協応)
・動作がスムーズにいかない(実行機能が弱い)
・順番を付けて行動するのが苦手(やる気はあるが焦ってしまう)
・算数の授業に集中できない(操作や作業が重なると集中できない)
・30人の中で国語と算数の授業を受けるのはしんどい
・立ち歩きは無いがきちんと座れていない(体幹の筋力が弱い→姿勢が悪い)

皆様お気づきでしょうが、もはや「読み書き」だけの問題ではありませんよね!そ~なんですよ(涙)ベースにも色々と特性のある息子なんです(笑)
もう1点。担任の先生は息子のことをとてもよく観察されていました。授業中にウロウロしたり、おしゃべりをするなどの迷惑行為をしない子ども達は見逃されがちですが、しっかりと授業中の様子を観察しコーディネータや私に細かく報告されていました。
当時の担任の先生のナイスプレーにはもちろん感謝していますが、実はこの面談までに既に何度となく担任とは連絡を取っていました。日々の家庭での様子や困りごとについてもかなり細かくやり取りしていたと思います。
・学童の送迎時に少し(なるべく短時間)職員室前でお話する
・連絡帳や付箋を使って要点だけを簡潔に伝える
・よほど困った時や急ぐ時には電話でお話する
◇家庭からの情報
・とにかく音読や書き取りの宿題を嫌がり時間がかかる
・学習時の姿勢が悪い
・家庭環境が良くないこと
・母は多忙でゆっくり関われる時間がない
◇今後について
きちんとした形での面談はこの時が初回だったのですが、かなり身の有る話し合いができていたなぁと記録を振り返りながら改めて思いました。
・コーディネータ:なるべく早くスクリーニングが受けられるように通級指導教室と連携をとる
・担任:息子がどの程度のレベルで学習についていけていないか注意深く観察する
・家庭学習:漢字は量ではなく質にこだわる(1回ずつをきちんと書く)
・家庭での関り:姿勢や日常生活動作を身につけさせる。楽しい時間で訓練する(ビー玉転がし)
・母:時間にゆとりを持った働き方に変える
おまけ
余談ですが、この頃の私は家計を全面的に支えるため職場を変えたばかりでした。朝4時に起床1時間ほどスキルアップのための勉強をし、朝家事をし、7時には出勤し、帰宅は20時頃。そんな生活をしながら息子のアレコレを考えフォローし、学校との連携。
超多忙だったけど、自分ではギリギリこなせていると思ってました。だけどこの面談後直ぐに職場には「なるべく早く辞めさせてください!」と言いました!私の背中を押した決定的な言葉は、コーディネータからの言葉。
「お母さんもしんどいと思うけど、息子君はもっとしんどいじゃないかな?」
そらそ~だ!こんなことやってる場合じゃない!家計を背負っている私が後先を考えずに仕事を辞めるなんてあり得ないことだとは思いますが、期限を決めて(当初は3カ月の予定でしたが、最終的には半年ほどになりました)息子に何が起こっているのかを突き止め、解決策を見つけよう!
3カ月の家計へのダメージは借金したとしても取り戻せる!だけど息子の今の3カ月は取り戻すことが出来ない!直観的に思い行動しました。
(詳細が気になる方はLDっ子ママのInstagramを覗いてください)
実は1年生のこの時期からず~っと宿題は息子に合わせた内容にカスタマイズしていました。宿題や課題が出される度に担任とどんな形なら息子が取り組めるか相談しています。中学生になってからは息子が直接相談して決めることが増えました。
おまけ
私の勝手な持論ですが、学校連携で大切なことは「受け身ではなく自発的に!」「自分から積極的に!」だと思っています。
ごり押しするのではなく双方で協働できればきっと良い解決策や方向性が見出せると信じています。
相手あってのことですが(笑)
この頃から学校と連携するために心がけていたことは「記録を残す」「面談の前には事前に相談したいことを伝えておく」ということです。
(詳細が気になる方はLDっ子ママのInstagramを覗いてください。)
③家庭での支援
姿勢を正し鉛筆の持ち方を正し鬼の形相でやっていた平仮名や漢字の練習から一転し、字を書く為に必要な力を身につけるための楽しいトレーンイングに集中した低学年時代。後のスクリーニングで分かったことだが協調運動障害の診断もついた息子。視機能(主に追視)に問題があったり極端に不器用だった息子。今ならわかる。平仮名が上手く書けないのは努力不足ではなく、字を書く為に必要な力が足りなかったのだと。
◇家庭でできるトレーニングの例
・ビー玉転がし・風船バレー・紙風船・間違い探し・あやとり・タングラム・しりとり・背文字・私は誰でしょう・ウォーリーを探せ・スリーヒントクイズ・ジオボード・「っ」は何番目?・「ん」を抜いて言おう・△マグネット・粘土で漢字・人生ゲームの銀行さん・カウントダウン・10、20、30、40~・ジオボードでカタカナ・ピタゴラスイッチ・より目、離れ目・お料理・ケンケンパ・キャッチボール・ドッジボール・7ならべ・ババ抜き・サルも木から落ちる・ジェンガ・チョーク・・・等を遊びや日常生活の中に入れ込んで、本人がやらされてるとは気づかないように取り組んでいました。
幸い少し年の離れたお姉ちゃんが2人いたので3人で仲良く遊んでくれていました。
お風呂では背文字、送迎の自転車ではしりとり等の言葉遊びをする毎日。効果があったかどーかは分かりませんが、早いタイミングで意図的介入をすることで私自身の安心に繋がりました(笑)
◇家庭での学習
楽しいトレーニングと並行して学習面では学校と相談し宿題のカスタマイズをしていました。皆が「やるのが当たり前」と思ってやっていた漢字練習。①犬のさんぽ。私も含め多くの人達がやってきた漢字の練習は①犬のさんぽ。①犬のさんぽ。①犬のさんぽ。何度も反復練習する中になぜか①やひらがなの言葉もも含まれる。これをうちの子カスタマイズで犬、犬、犬と純粋に「犬」という練習に集中するやり方にかえた。そしてうちの子が書きやすい大きさのノートを使い、書く回数も減らしてもらった。
毎日いやにならない程度に。だけどそれなりの負荷をかけ、「ちょっと頑張ればできる」を意識して課題を調節した。担任とは日々微調整をするために電話や連絡帳、面談で話をしお互いの認識にズレが生じないように情報共有に努めた。
今回はこの辺で終わります(笑)
次回は「学校で受けた支援と配慮」についてつぶやきます
By LDっ子ママ