小学2年生のケースです。
困り感 | 読み, 書き, 不器用さ, 不注意 |
診断名 | LD(学習障害), ADHD |
学年 | 小学2年 |
自治体 | 東京都小平市 |
本人は配慮についてどう思っていますか? | 自分から配慮してほしいと希望している |
実施された環境調整 | 席の指定, 板書のプリント化 |
実施された個別の合理的配慮 | 席の指定, 漢字のトメハネハライや丁寧さは注意をされない |
配慮の実施のために診断書や医師からの意見書を求められましたか? | 求められていないが、提出した |
どのようにして配慮されるようになりましたか? | ▼1年生の6月に学校でカタカナが始まった段階で読めるひらがなが半分以下だったので、学校、医療機関に相談。学校に行くことで疲れ果てていたので、なるべく早く対応できるように進めた。 ▼夏休みにLDの診断。 ▼2学期からことばの教室通級利用。 ▼2年生になり、板書の量の増大(授業参観で初めて気づいた)、学習漢字の多さ、複雑さが出てきた。2年生になるタイミングで、違う医療機関を受診。医師の意見書をもらい渡したら、すぐに担任が面談をセッティング。 ▼合理的配慮の具体策の検討には「他の子のずるいという目があるかも」と担任より。「品川裕香さんのなまえてなんかない、という絵本」を使用してクラスメイトに説明の場を設けた。説明の後クラスメイトが応援エールを送るように通級に送り出してくれて、胸を張って通級できるようになった。 |
その他 | このようなデータベースを作っていただきありがとうございます。本にも「人それぞれ」とあり、母親の私も子どもの苦手さ、つらさの具体的な内容がまだまだわからないことが多いです。「合理的配慮は保護者からの申し出が原則」と言われますが、具体的内容を相談する人がいなくて困っています。でも、そんな試行錯誤の合理的配慮ですが、始まってから子どもは「学校楽しい」と言うようになり、よかったなぁと思っています。 これからもこのサイトでいろいろ勉強させてください。データベースにはまた協力させていただきます。 |
この情報の確認時期 | 2023年 |
引き続きデータバンクへの情報提供を募集しています。些細なことでもいいですので、ぜひ情報提供へのご協力をお願いいたします。