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目からの情報の質を上げよう

おことわり!
LDの状態は多種多様で、誰一人同じ状態はありません。こちらで紹介するのは、あくまでも「うちの子」の場合の学び方です。ご自分のお子さんにぴったり合う方法ではないことの方が多いと思いますが、学び方の一つの選択肢としてご紹介します。「多様な学び方がある事を知るきっかけになってもらえれば」、「学び方の引き出しが1つでも増えれば」と思って運営しています。その点をご了承のうえ、あくまで参考程度にお読みください。

この記事では、LDの原因を探す際にまず疑ってほしい目の機能について、経験談をご紹介します。

ディスレクシアは目が見えているけれども読めない状態です。うちの子の場合は、目からの情報が整ってはじめて療育の効果が上がりました。身体が不器用だったり、書字への苦手さがあったりする場合には、視力が正常かどうか一度疑って見るのもよいでしょう。エスカレーターに上手に乗れない、階段の上り降りには手すりが必須、ハサミがうまく使えないなど、協調運動障害を疑う前に眼の機能を整えてみるのも良いかもしれません。

眼科の視力検査や学校の視力検査では問題ないと言われているケースは、視力検査の短い時間集中して筋力で合わせて見えています。

想像してみてください、5kgの鉄アレイを持てますか?殆どの人が持てると思います。どのくらいの時間持ち続けることができますか?鉄アレイを持ちながら字を書かないといけなかったら疲れるでしょう。500gとか1kgの鉄アレイだったら持ち続けながら生活しても、鍛えたら大丈夫でしょうか?子どもの自然な成長の中で小さい重りだったら気にならなくなる人もいるでしょう。

  • 病院の蛍光灯の下では見えるが、家の電灯の下では見え方が違うため、うまく見えていない場合もあります。家の灯と同じような明るさで眼鏡の度数を選ばせてせくれるお店で作ると良いでしょう。
  • 子どもの場合には眼科へ行き、見え辛さの原因に目の病気がないかどうか見て貰いましょう。眼科で眼鏡の処方箋をもらったらその度数で眼鏡を作り、病院の灯とは別の条件で使う予定なら、使いたい場所の灯りと似た条件の眼鏡店で眼鏡を作りましょう。
  • 黒板や遠くの方が良く見える子は老眼鏡で手元が良く見えるようになる子もいるため、眼科で確認してみましょう。
  • 写真を撮った時に片方だけカメラ目線になっていないなどがあったら、射位の可能性もあります。斜視の眼鏡を作ってくれる眼科に行きましょう。
  • プリントの上にカラーファイルを置いたり、紙の色を変えて印刷すると見やすくなるならカラーサングラスをかけて文字を読むと文字への認知度が上がる子もいます。

下の写真は斜位と乱視の度入りサングラスをかけた使用前、使用後です。

使用前
使用後

どこで眼鏡やサングラスを買っても良いけれど、常にぴったりの度数で使っていく事が大切で3〜6ヶ月事に視力検査をして、ズレていたら眼鏡を作り直しましょう。うちの子は何件も眼科へ行き医療の部分だけでは満足できなかったので、最終的に民間の眼鏡サロンで時間をかけて疲労感が高くなっても見える度数で合わせて作り続けました。目の問題がわかってから5年間で9本、100均の老眼鏡も5本(この時は眼科医の指示の元使用) 使用しました。

眼鏡だけでなく、ビジョントレーニングで改善する子もいます。
家庭で気軽にできるビジョントレーニングもご紹介しておきます。

ビジョントレーニング

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(Z)

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