【全国】各自治体作成の医療機関リストと医療情報システム

各自治体では、発達障害関係の医療機関リストを公開していることがあります。
公的な機関ということで、丁寧に各病院に掲載許可を取りながら整理されているものですので、一次情報として活用するのはおすすめです。

ただ、LDに関しては、他の発達障害は診ることができても、LDはわからない、検査できない、というような病院やクリニックも多いため、予約をする前に実際に検査可能かどうかや、場合によっては診断が可能かどうかを確認した方いいかもしれません。

人気の発達クリニックで苦労して予約を勝ち取って受診してから、「LDの検査はできない、分からない」というお医者さんに出会ってしまった時の落胆具合は本当に思い出したくもない話ですからね…。

また、リストの様子を見ていると、実際には対応していても「対応していない」など、実際と異なる表記になっている場合も多いため、やはり受診予約前には今一度確認が必要だと思います。

国が提供している情報

まずは、国が作成しているこのサイトに行けば、検索しやすいようになってきました。

発達障害ナビポータル
発達障害ナビポータルは、厚生労働省と文部科学省の協力の下、国立障害者リハビリテーションセンター（発達障害情報・支援センター）と国立特別支援教育総合研究所（発達障害教育推進センター）の両センターが共同で運用する発達障害に関する情報に特化したポータルサイトです。

各都道府県ごとの情報

各都道府県のホームページと医療機関のリスト、医療情報ネットワークシステム（ポータルサイト）をまとめました。

医療機関のリストは、各都道府県のホームページで『発達障害　医療機関』もしくは、下の表に記載の『タイトル名』で検索すると、公開されている場合には掲載ページが表示されます。

医療情報ネットワークシステムについては、単純に『学習障害』と検索しただけでは検索結果が出てこず、いくつかの手順が必要で少しわかりにくい場合がありました。
そのため、各サイト内での検索方法もざっくりとではありますが一例をご紹介します。
この一例で出てくる医療機関が、必ずしも対応をしているわけではありません。また、検索方法を変えてみると他にも出てくる場合があります。

その他

子どもの心の診療機関マップ
子どもの心の診療機関マップが掲載されている「子どもの心の診療ネットワーク事業」は、拠点病院〈国立成育医療研究センター〉を中心に、行政や機関の枠を超えて、地域のさまざまな機関が手をつなぎ、子どもの心の健康をネットワークでサポートしています。

（M）（F）