おことわり!
LDの状態は多種多様で、誰一人同じ状態はありません。こちらで紹介するのは、あくまでも「うちの子」の場合の学び方です。ご自分のお子さんにぴったり合う方法ではないことの方が多いと思いますが、学び方の一つの選択肢としてご紹介します。「多様な学び方がある事を知るきっかけになってもらえれば」、「学び方の引き出しが1つでも増えれば」と思って運営しています。その点をご了承のうえ、あくまで参考程度にお読みください。
うちの子は、英語が苦手です。
英語が苦手ですが、様々な方法で学んできました。
ポイントは多感覚でいろんな角度から単語が使われるイメージと音を結びつけておくこと。
英単語を覚える時も多感覚を使うこと
英語が苦手な背景には音韻認識の弱さや文字と音を結びつけることに弱さがある人が多いので(違う理由もあります)文字の形と音を結びつける練習するのではなく、イメージといろんな感覚と音を結びつければ良いのです。
その代表的なのが
ジョリーフォニックス
ジョリーフォニックスは、シンセティックフォニックスで五感を使って学ぶマルチセンソリーアプローチで文字と音を結び付け、操作することができるようにするものです。
この動画を見てください
例えば、Sの覚え方はこんな感じです。
Sをイメージできるようになるお話、口で真似る口の感覚、体を動かして形を知る、音が出る絵本では触って形を確かめる箇所もあります。
詳しくは山下佳世子先生のサイトをご覧ください



多感覚の方法は他にもあります
◎語彙を広げる:興味のある分野のDVD やYouTube などから学ぶ
◎イメージと音をつなげる
◎語源で覚える (英単語の語源図鑑)
「IN」なら中へのイメージ
「EX」なら外へ
「port」は運ぶイメージだから
「import」なら輸入
「export」なら輸出
というような感じです。思い出すきっかけを作ることが肝要です。

◎英語カレンダ― (リヴォルヴ教育研究所)
こちらでは語源以外にシルエットで思い出す方法もあります。
◎Google 翻訳
読み上げに便利です
◎英語の書き
Microsoft word: text to speech の機能(現在のところ英語のみ)
◎ディクテーションOffice365(イマーシブ リーダー 読み上げの品詞色分けも可能)
◎触るグリフ
フォニックスの音を聞きながら文字が盛り上がって印刷されたものを触り脳内にイメージを作ります。
一口に英語と言っても、さまざまなアプローチがありますよね。
お子さんの特性にあった方法で学び続けていけたらいいですね。
By L