MENU

WISC-Ⅴ 知能検査

※本サイトでは、検査の内容については言及していません。
※心理検査は、機能や妥当性を保持するために、検査ごとに定められた使用者レベルを満たす専門家のみが利用を認められています。専門家以外の方が内容を見たり、購入したりできる場(インターネットを含む)に展示、公開することは禁止されています。詳しくは、日本文化科学社HPをご参照ください。

WISC-V(ウィスクファイブ)知能検査は、ウェクスラー児童用知能検査WISCの最新日本版です。
5歳0カ月〜16歳11カ月の子どもの知能を測定する個別式の包括的な臨床検査です。
検査の使用者レベルは、Cと表記されています(心理検査使用者レベルについて:日本文化科学社HP)。
現時点(2023年3月)では、まだ受けられる場所が少ないかもしれませんが、医療機関(小児神経科や児童精神科など)、自治体の発達支援センター、大学の教育相談室などに問い合わせてみると良いと思います。
LDの詳しい相談先については、CBLDデータバンクの「病院・相談先」もぜひ参考にしてください。

WISC-Ⅴは、16の下位検査(主要下位検査:10、二次下位検査:6)で構成されています。
・全般的な知能を表すFSIQ
・特定の認知領域の知的機能を表す主要指標 :言語理解指標(VCI)、視空間指標(VSI)、流動性推理指標(FRI)、ワーキングメモリ指標(WMI)、処理速度指標(PSI)
・子どもの認知能力やWISC-Vの成績について付加的な情報を提供する補助指標:量的推理指標(QRI) 、聴覚ワーキングメモリー指標 (AWMI)、非言語性能力指標(NVI) 、一般知的能力指標(GAI)、認知熟達度指標(CPI)
を算出することができます。(N)

WISC-Ⅴになると、これまでよりもLDの子どもたちの状態がより分かりやすくなるようで、今後この検査が広まることにとても期待です。
ワーキングメモリ(WM)は、WISC-Ⅳまでは聴覚ワーキングメモリしか測れませんでしたが、WISC-Ⅴになると視覚のワーキングメモリも測ることができるようになります。
その他にも、「貯蔵と検索」の課題も今後追加されることとなり、よりLDの状態が分かりやすくなる可能性があるそうです。(M)

あわせて読みたい
WISC™-V知能検査 | 製品一覧 | 心理検査を探す | 日本文化科学社 5歳から16歳11カ月を対象としたウェクスラー式知能検査です。児童に対する支援の手がかりを得ることを目的に、医療機関や教育機関を中心に幅広く利用されています。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次