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英語で気づいたディスレクシア #3

#1の第一回の記事はこちら
#2の第二回の記事はこちら

そんな中迎えた初めての中間考査。勿論英語は0点でした。
というか…答案は返却済なのにずっと「まだ」と言い張り(流石に私もそんな筈はないと思っていました)、0点だと知るのはずっと後のことです。

同じ時期に授業参観もあり英語の授業を見学すると…
ミニテストがあり生徒同士で採点し、皆の前で自分の点数を発表するのです。
蚊の鳴くような声で「0点です」と言った声を今でもはっきり覚えています。先生に悪気は無いのでしょうが…

私の憶測になりますが、学習障害を持つ生徒たちはこういうことで毎回恥ずかしい思いをし、自信を失い自尊心を傷付けられ不登校になると思います(消えてしまうので対応が改善されない)。

またある生徒から「どうしてそんなにできないんだ?」と言われ大喧嘩になったこともあります。
どうしてそんなにできない?と言ってしまう生徒の気持ちもわかります。

「どうしてそんなにできない?」親の私が1番不思議で堪らなかったことです。
たった2文字「H i」も正しく書けないなんてことがあるのだろうか……

一般的に学校の先生は医師ではないので学習障害の可能性の指摘をしにくいと聞いたことがあります。
息子の場合は中1の時点で他の教科は平均的並なのに英語だけが極端にできなかったので流石におかしいと思い知らせててくださったのでしょう…
本当に英語だけが極端にできない。「英語ができない」というのは珍しくないことなのかもしれませんが、できないレベルが尋常ではないのです。見事にできない。全くできない。

そしてこれも学習障害児あるあるなのですが、親はそこまで出来ないのはおかしいので早く教えてくれたらよかったのに、と思うのですがこんなにもできないのは自分がバカだから、自分の努力が足りないからだと更に自分を追い詰めるのです…

あれはやらなかったのではない。やれなかったたのだと初めてわかった瞬間でした。

夏休み前のもの。ディスレクシアの特徴がでている。




(空)

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