2023年3月14日、「改正障害者差別解消法」の政令が閣議決定され、これにより、2024年4月1日から私立の学校や企業等事業者にも、合理的配慮が【法的】義務となる。同法は、2021年6月4日に公布されていたが、施行については、「公布の2021年6月4日から起算して3年を超えない範囲内において政令で定める日」となっており、経過措置(=周知、準備する期間)がとられていた。
施行はいつかいつかと待たれていましたが、決まって良かった!いままで、「私立の合理的配慮は努力義務ですから」と言われて涙をのんでいた方も多かったと思いますが、世の中変わっていきます。変えていきましょう!
注意;「合理的配慮」といえば、何でもかんでも配慮されるわけではありません。(S)
・障害者基本計画(第5次)
・障害を理由とする差別の解消の推進に関する基本方針の変更
・障害者の差別解消に向けた 理解促進ポータルサイト― 「合理的配慮」を知っていますか ―
こちらをチェック
障害者差別解消法【合理的配慮の提供等事例集】
内閣府が出した障害者差別解消法の合理的配慮の提供事例集です。先日のリンクまでは、平成29年にだされたものでしたが、令和5年4月版にアップデートされました。(M) ...
学校や企業におけるインクルージョンの実現に向けて活動している、一般社団法人UNIVA理事の野口晃菜さんの記事はいつもとても勉強になるため、記事をご紹介しておきます。
「合理的配慮」は「ずるい」「わがまま」なのか? インクルージョン研究者 野口晃菜さんによる解説 | ここ...
2024年4月から民間事業者の提供が義務化される概念をインクルージョン研究者の野口晃菜さんに解説いただきました。
「甘えとの違いは?」今さら聞けない合理的配慮、3つの疑問と学校での進め方 | 東洋経済education×ICT
学校や企業におけるインクルージョンの実現に向けて活動している、一般社団法人UNIVA理事の野口晃菜氏。学校で合理的配慮の話をすると、「40人学級で個別の合理的配慮をや...
また、平林ルミ先生の学びプラネットでは、合理的配慮について学べる動画をレンタル視聴することも可能でおすすめです。定期開催されているウェビナーもおすすめです。
ICT活用×社会モデルー合理的配慮を適切に理解するための講座
ICT活用×社会モデルー合理的配慮を適切に理解するための講座
(M)