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デジタル教科書を個人購入する方法

デジタル教科書が学校で導入されていない場合は個人購入が可能です。
現在、出版社ごとにその購入方法は異なり、大きく以下の二つに分けられます。

オンラインで直接簡単に購入できる教科書会社(東京書籍など)
教科書販売業者から購入できる教科書会社(光村図書など)(都内一部)
学校経由で購入をする教科書会社(光村図書など)


 東京書籍など、複数の教科書会社のデジタル教科書を個人購入することが可能です。ウェブ上で閲覧する形態のものです。
学校ですでに購入している場合で家の端末でも見たい場合は、学校からIDとパスワードをもらうことで自宅の端末でも使えるようになります。 

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Lentranceストア Lentranceストアは、デジタル教科書・教材をはじめ、参考書や児童書などの電子書籍、学習用動画など、学びに役立つさまざまなコンテンツを取り揃えたオンライン書店です。

光村図書
 光村図書のデジタル教科書の個人購入をする場合、基本的には在住自治体が光村図書を採用していることが条件となるようです*1。個人購入をしたい場合は以下の流れとなります。

 ①学校にデジタル教科書を個人購入したい旨を伝える。
 ②学校が教科書販売業者に発注をする。(副教材の発注と同じイメージ)
 ③個人用ライセンスを学校が受け取る。2024年度は基本的にはクラウド版での販売です。(*支払方法は学校や自治体による)
 ④学校の方で、学習者用ライセンスに紐づけの作業をし、IDとPWを保護者に渡す。(*GIGA端末に直接入れてもらうか、BYODの個人端末にビューアアプリ(「まなびゅーあ」)をダウンロードをしてログインをする方法とあります。)
 詳しくはこちらのクラウド設定スタートガイドをご覧ください。

自治体・教科書販売業者によっては、慣れていないために話が進まないこともあるようです。その場合は、光村図書さんに問い合わせましょう。


なお、東京都の場合は、直接教科書販売業者から購入可能な業者があります。
 ①在住自治体の教科書販売業者を確認する。(確認はこちらのサイトから)
 ②学校に購入する旨を伝える。(許可までは必要はないと光村図書からは聞いていますが、口頭許可でよいところ、文書を欲しがるところなど、自治体と販売業者によります。)
 ③教科書販売業者へ購入希望を伝える。
 ④教科書販売業者からDVDでの購入か、クラウドでの購入かを提案されるため、使用端末によって検討し、導入する。

なお、学校購入の場合、光村図書は内田洋行の「エデュモール」かDNPのマナビューアのアプリを使用することもあります。エデュモールは学校使用と家庭使用で入るアプリの入口が違うので注意が必要です。家庭では「エデュモールライトおうちよう」でないと使用できない契約もあります。
 
*1:在住自治体が光村図書を採択していない場合は基本的には購入できませんが、通級教室などで「副教材」として採用している、などといった体制があるのであれば「副教材」として購入可能なようです。学校と相談し「副教材」として採用されるようにお願いするのはありかもしれません。

超教科書
  超教科書というデジタル教科書プラットフォームです。以下の教科書会社を扱っています。

帝国書院啓林館大修館浜島書店 など

いずれの会社も個人購入、1ライセンスから購入可能とのことです。
こちらも、学校経由で教科書販売業者に注文をしてもらい、ライセンス番号を学校から受け取ってください。
超教科書のサイトにログインをしたうえでライセンス番号を入力すると使える流れとなっています。
GIGA端末に直接ライセンスを入れて受け取る場合もあるかもしれません。この点は学校や自治体によります。

*学校や教科書販売業者とのやり取りで厳しい場合は、教科書会社にお問い合わせされるとよいようです。その場合は、学習障害などの「特別支援」として必要な旨を伝えるとスムーズなようです。

みらいスクールプラットフォーム
こちらの教科書会社各社が利用しているプラットフォームです。
教科書会社によりますが、基本的には個人1ライセンスのみの販売はしていないそうです。
学校から教科書販売業者に頼んで購入は可能ですが、最低でも学年単位で購入をする必要があるようです。



数研出版のエスビューア系
 チャート式などが有名な数研出版です。中学は本屋経由、高校はオンライン直販が可能なようです。

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明治図書のマナビリア

教科書ではありませんが、中学生以上のワークなどをデジタルで使用することができます。
学校の先生からIDとパスワードを受け取りログインすることでウェブ上で利用できるようです。

マナビリア|明治図書
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デジタル教科書のポータルサイト「EduHub」について
「Lentrance」と「超教科書」の二つのプラットフォームをつないだデジタル教科書のポータルです。
どちらのデジタル教科書でも一つの本棚で使うことができる点がメリットです。
今後こういったポータルにひとまとめになって使えるようになると、子ども達にとっても迷うこともなく使いやすくなるでしょうね。

EduHub
学びをつなぐ教科書ポータル|EduHub EduHubは、日本の教育現場の声を取りこぼさず、児童生徒、教職員らの課題を解決に導く、デジタル教科書を起点として学びの可能性を広げていく新たな教科書ポータルです。

デジタル教科書は出版社ごとに取り扱いが異なったり、利用するアプリなどのプラットフォームが異なる点がなかなか分かりにくいですね。
だれでも使いたいときに使えるような世の中に早くなってもらいたいものです。(M)

2024/5/10更新

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