「この子に合うアプリはないかな」
「計算のやり方は分かっていそうなのに、ノートに書くと混乱してしまう」
学習を支える道具を探しているときに読んでみたいのが、井上賞子先生のnoteです。

アプリや自作教材、支援ツールの紹介に加えて、子どもとの関わりを振り返るコラムもあります。
道具の名前を知るだけでなく、「どんな困り方のときに使えそうか」を考えられるのが魅力です。今回は、デジタルとアナログの道具を紹介する2つの記事を取り上げます。
井上賞子先生について
井上賞子先生は、小学校の通常学級、通級指導教室、特別支援学級での指導を経験してきた特別支援教育士です。
子どもの学びにくさに合わせた教材づくりに取り組み、共著に『改訂版 特別支援教育 はじめのいっぽ!』があります。
noteでは、学習を助けるアプリや自作教材を紹介。教室で使う道具や支援の方法を、具体的に考える手がかりが見つかります。
プロフィール出典:学研出版サイト・著者紹介、ご本人のnote
① 筆算の負担を考える「ひっさんノート」
「アプリ紹介57『ひっさんノート』」では、筆算をするときの書く作業を助けるアプリが紹介されています。記事には、式を入力すると桁がそろって表示される様子や、繰り上がり・繰り下がりを補助する機能、今計算しているところを色で示す機能などが、画面の画像とともに載っています。

筆算で間違えたとき、「計算が苦手なんだな」と受け止めてしまうこともあるかもしれません。でも、桁をそろえたり、小さな数字を書き込んだり、計算する場所を見失わないようにしたりと、紙の上で進めるための作業もあります。この記事は、そうした部分に目を向けるきっかけになります。
先生が注目しているのは、手がかりを使って取り組めることで、子どもが学習を重ねられること。機能の紹介を読みながら、「うちの子はどこで困っているのだろう」と考えてみたくなります。
記事は2024年のものです。掲載されているセール価格は当時の情報なので、現在の価格や対応端末は、記事内の配信元リンクで確認してください。
② 手元に置けるヒント「カイケツしたじきシリーズ」
「ツール紹介1『カイケツしたじきシリーズ』」は、書くことや数の処理に苦手さがある子に向けた、アナログ教材の紹介です。記事では、暗算、繰り上がりの書き込み、単位換算などで困る場面が挙げられています。
一度習ったことを、その後もすぐに使えるとは限りません。そんなとき、手元に見返せるヒントがあることで、自分で課題を進められるかもしれません。先生が教材を作った背景を読めるので、どんな助けを用意したいのかが伝わってきます。

ホワイトボードマーカーで書き込める下敷きとして紹介され、購入先へのリンクもあります。実際の使い方を考えたい保護者や先生にとって、デジタル以外の選択肢も見つかる記事です。
マガジンから、気になる分野を探せます
noteには、記事をテーマごとにまとめた「マガジン」があります。「アプリ紹介」からは、ひらがな、漢字、計算など、いろいろな学習場面の道具を探せます。新しい投稿から順に読むほか、今気になっているテーマを選んで読むのもよさそうです。
紹介されている道具を見ながら、子どもの「ここがやりにくい」と照らし合わせてみる。道具を選ぶ前に子どもの様子を知ることも大事だと感じられるnoteです。
なお、自作教材の利用については、プロフィールに個人での利用は可能ですが再配布や販売はしないよう案内があります。教材を利用するときは、各記事の説明も確認してください。
紹介ページ確認日:2026年10月10日