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いろとりどり#68 ~合理的配慮CBLDデータバンク~

岡山県岡山市の小学生の報告です。50問テストについての取り組みです。

困り感書き, 不器用さ, 不注意
診断名LD(学習障害), DCD(発達性協調運動障害)
学年小4
自治体岡山県岡山市中区
本人は配慮についてどう思っていますか?50問テストで、100点を狙える可能性がでたことで学習意欲がもて、他教科のテストでも100点を取れるなど、学習全体へのモチベーションの向上が見られた。
実施された環境調整席の指定, 連絡帳のデジタル化, タブレットの使用と手書きと選択できる環境がある
実施された個別の合理的配慮席の指定, 連絡帳のデジタル化,
テストの回答はひらがなでも丸をもらえる
テストの回答の文字の軽微な間違えでも内容があっていれば丸をもらえる
漢字50問テストを、読み仮名のみのテストで受ける
配慮の実施のために診断書や医師からの意見書を求められましたか?求められていないが、提出した
どのようにして配慮されるようになりましたか?診断書と、学校からの「個別の教育支援計画」に記入したものを提出。
個人懇談後に放課後等デイサービスからの学校訪問と情報共有。
50問テスト用紙の個人的な変更や、掲示物への配慮(手書きとChrome入力とで選べる)など検討がされた。
その他小学校の通知表は、先の進学に関して重要な記録にはならないと言うが、受け取る子どもによっては学習意欲に影響があると思っている。
書字障害の診断書を提出後、通知表の国語の知識・技能に「・」(今後努力してほしいもの)が付くことに対して、違和感がある。
◎か〇か・の選択肢でなく、空白(調整項目として)でも良いなどの柔軟な対応があっても良いかと思う。
ただ、中学校からは先の進学に関わってくるので、診断があると言えども、定期考査の点数が低くければ評定は低くなる。
小学校の間に、中学校を見据えて、学校の先生と一緒に、どのような調整によって子どもの実力をどこまで発揮できるのか、公正な成績評価ができるかに取り組めたらと思う。
この情報の確認時期2025年
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