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喋れなかったところから人に伝わる言葉を獲得するまで by ゆっこりん

おことわり!
LDの状態は多種多様で、誰一人同じ状態はありません。こちらで紹介するのは、あくまでも「うちの子」の場合の学び方です。ご自分のお子さんにぴったり合う方法ではないことの方が多いと思いますが、学び方の一つの選択肢としてご紹介します。「多様な学び方がある事を知るきっかけになってもらえれば」、「学び方の引き出しが1つでも増えれば」と思って運営しています。その点をご了承のうえ、あくまで参考程度にお読みください。

はじめまして。
名古屋市在住のゆっこりんです。
音韻の捉えが苦手な小2の男子を育てています。 (これまでの歩みは是非こちらをご参照下さい)

今回、ディスレクシア月間ということで、初めて筆を執っております。

さて、我が家は年少さんのころからラッキーなことにここまで週一でSTさんのリハビリを受けております。当時は本当にほぼ喋れなかったので(厳密にいうと母にしか何を言っているかわからなかった)、

まず音を捉え言語を獲得するところから。

◆言葉の不明瞭さについて◆
息子の場合は口元の筋肉には問題なさそうという判断だったので
(普段から口が閉じている、よだれがたれたりはしていない、など)
いわゆる「ガラガラうがい」を必ずリハビリの最初に導入していました。

ガラガラうがいをすることによって「か」の発音を明瞭化するためです。あとは棒付きキャンディーやストローで、色々な口の形をさせることもしていた気がします。

リハビリ開始前は自分の名前も言えませんでしたが、3カ月ほどで綺麗に発音できるようになりました!

◆音の捉えについて◆
本人の中で、「文章で何かを伝えたい」という思いはあり、母である私には何が言いたいのかわかるのですが、例えば「恐竜博士になりたい」と言いたくても「おーるーせーせーたーい」としか発語ができず、音を捉えることが難しいのではないかという仮説の元支援をしてもらっていました。

そこで、まずはオノマトペの獲得からはじめました。

「きらきら」「さらさら」「わんわん」「にゃんにゃん」なと、音の繰り返しで本人にも耳障り良く入っていくこと、またオノマトペが使えると幼稚園児の会話としてはかなり幅が広がるという狙いがあったように思います。

人形ハウスを使い、一日の流れを意識させるような方法だったように思います。

(「はみがきしゅっしゅっ」「おふろぽかぽか」など)

以上、超初期の支援でした!

思い返すと懐かしい思いでいっぱいです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

(ゆっこりん)

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