小学4年生のケースです。
困り感 | 読み, 書き, 不注意 |
診断名 | ADHD, ASD |
学年 | 小4 |
自治体 | 岐阜県岐阜市 |
本人は配慮についてどう思っていますか? | 一人だけ違うことはしたくはないタイプである。 |
実施された環境調整 | 席の指定 |
実施された個別の合理的配慮 | 読み上げ補助, 保護者が作り直した教科書(1色で書かれた文章が読みにくいため、1文字ずつ色を変えたものを貼り付けた教科書)。 次の日の予定帳記入を担任が確認する。 |
配慮の実施のために診断書や医師からの意見書を求められましたか? | 通級指導を受ける審査のために提出 |
どのようにして配慮されるようになりましたか? | ▼席の指定、教科書の作り変え・使用については、保護者からの申し出だけで許可。 ▼予定の記入については、タブレットでの撮影許可を求めたが、記入量を減らして対応することに落ち着いた。 ▼読み上げ補助については、前年度、テストで問題文をほとんど読んでいないまま答えているという事実、また、読み上げて貰えれば答えやすいという本人の言葉から、通級担当者に相談後、担任にも相談。その結果、別教室にて読み上げでのテストを1回実施してもらうことができた。(相談が2月頃で、本人が国語のみ希望したため、1回しかできなかった。) 今年度については、教員の配置が減ったため、対応できるかどうか分からないと言われている。(対応できれば実施してもらうことになっている。) ▼その他、読書の時間に、マルチメディアデイジー図書の利用許可を求めた。学校から貸与されているタブレットにい〜リーダーをインストールする必要があったため、学校を通して市の教育委員会に許可をもらった。担任や市教委の担当がインストールするための手続きを知らなかったため、インストールしてもらうまでに2週間ほど要した。 |
その他 | 学校は、視力の悪い子供に対しての合理的配慮を、昔から且つ学校側からしていました。発達障害の子供に対しても、「ここまでの配慮はできますよ、それ以外の配慮については相談を」とはっきりしてもらうと、もう少し配慮が受けやすくなるのではないかと思います。 これについては、学校より教育委員会ではっきりさせてもらいたいですし、手続きなども各学校の中でしっかり理解している人が複数人いるようにしてもらいたいと思います。 |
この情報の確認時期 | 2023年 |
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