小学5年生のケースです。
困り感 | 書き, 不器用さ |
診断名 | LD(学習障害), ASD |
学年 | 小5 |
自治体 | 埼玉県さいたま市 |
本人は配慮についてどう思っていますか? | 一人だけ違うことはしたくはないタイプである。 |
実施された環境調整 | 席の指定, どの子もタブレットを使ってノートテイクしてよい, 板書の写真撮影を好きな時にしてよい, タブレットの使用と手書きと選択できる環境がある |
実施された個別の合理的配慮 | 作文の作成はWordなどタブレットを使用しても手書きでもよい, テストの回答はひらがなでも丸をもらえる, 漢字のトメハネハライや丁寧さは注意をされない, シャープペンシルの使用, 漢字宿題の簡略化、 漢字テストの記載部分を最小限に |
配慮の実施のために診断書や医師からの意見書を求められましたか? | 求められていないが、提出した。 |
どのようにして配慮されるようになりましたか? | 障害があると判明した時から担当の先生にご相談し、その後教育相談所、スクールカウンセラーさんとも相談を重ね、そのたびに先生にもフィードバックしてきました。 今のところお願いしたことでダメと言われたことはなく、二つ返事で受け入れてくれることが多かったです。 どちらかというと本人がまだ配慮を受けることを受け入れられず進まないことが多いです。 |
その他 | 本人と環境の問題もあるので、学校側に受け入れる体制があったとしても、すぐに配慮を適用して学校生活がスムーズになる…ということはないかもしれません。ただ「どういう配慮を受けられるのか」という選択肢を知っておくことは困りごとに直面したときに、対応するカードを増やすことになり、とても重要だと思います。 その意味で配慮内容と交渉過程がデータベースとしてまとまったものがあると助けになると思います。子供が困った時に「こういうことができるかもよ」と言ってあげられると、親子共に不安が減ると思います。 |
この情報の確認時期 | 2022年 |
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