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算数・数学の勉強法 by L

おことわり!
LDの状態は多種多様で、誰一人同じ状態はありません。こちらで紹介するのは、あくまでも「うちの子」の場合の学び方です。ご自分のお子さんにぴったり合う方法ではないことの方が多いと思いますが、学び方の一つの選択肢としてご紹介します。「多様な学び方がある事を知るきっかけになってもらえれば」、「学び方の引き出しが1つでも増えれば」と思って運営しています。その点をご了承のうえ、あくまで参考程度にお読みください。

算数・数学が苦手 

いろんな原因があって算数が苦手があるかと思います 。
我が家の場合は 
ディスレクシアで音韻認識が弱いこと、図形の認識が苦手なこと、DCDで不器用な事が影響しています。
重度のディスグラフィアで読めない字や数字を書きます。
処理速度が低いタイプです。 

小学生の頃は、
九九は7✖️8 =56  しちは ごじゅーろく
「シチ」なんだか「ヒチ」なんだか
先生指定の読み方は無視しました。 覚えやすい言葉で唱えなくてもイメージできればいい。 
次にディスグラフィアが強いと間違えた時にせっかく書いたのに〜のショックがでかい 
そこで100円均一で 5〜6センチ角の大きめ付箋にやり直す計算を書いておいて 
いっぺんに直すのではなく、タイミングを見て隙間でやり直しました。 
学校の先生には✖️ではなく印をつけて間違えを知らせるようにしてもらっていました。 
ドリルはドリルノートは問題を親が書き写していました。 
筆算は書くとぐちゃぐちゃになるので、代筆をしていました。 
うちの場合、書くのも大変だけど文字を見ちゃうと音に変えようとして処理が追いつかなくなる 
あえて見ずに、代筆しながら計算作業を声に出して問いかけ、息子は答えだけ言うという形にしました。
脳内で計算イメージができやすく、計算作業も音にしてあげると入っていきやすかったです。 
計算の仕方やイメージができていれば、そちらの処理に能力を使わなくてもいいので汚いなりにかけるようになります。 
我が家の場合、聞く、話す、考える、書くを分けるを意識していました。 

イメージが大切なので計算は実物で見せました。
ケーキをきる、麺汁を薄める、四人家族分量を六人家族分量で調理してみる。 
わざと大盛りでおかずを装って一人何個食べられるか 
目の前で分量がわかることが重要。 
ボードゲームもおすすめです 。

トランプで、大富豪 七並べ ブラックジャック 足して10 

頭の中で操作することを鍛える 
車のナンバーを見て四則計算をして10にする 

中学生になると途中式をあえて書かずに提出させてもらう配慮をもらっていました。 
書いた方が成績が下がるので 

以下、理数系の高校にはいり実際に使っていたものです 。
数式や化学式が複雑になると手書きは諦めました。
公式を言えるように単純に覚えるのではなく 
なぜこういう計算式なのか理屈的なものを覚えるよにしていたようです。 

◎WORD  数式 
 WORD アドイン の化学構造式ChemTorm
◎KETMAS 

あたりでしょうか 。
我が家は使っていませんでしたが 
以下のようなものもあるので試してみてはどうでしょうか? 

◎Apricity【 算数ブロック セット 】 分数 小数 百分率 % の理解を深める 

◎手順カードを横に置く(たてる→かける→ひく→おろす) 

◎数式アプリ Nebo →数式がきれいに書ける 

◎ModMath

ModMathは筆算の桁がずれて困っていた時に、整理されて良かったです。筆算の手順を覚える時にはかなり便利で、ModMathに問題を入力すると自分で計算して解けるようになりました。計算ドリルノートには印刷して貼って提出してました。
学年が上がって文字式や分数の計算が入ってくるとNeboが便利です。
書字が汚くて自分で書いた文字の解読が自分で難しいタイプの子にはかなり便利です。(Z)

◎Python ライブラリ(数式処理)Sympy 

(L)

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