小学6年生の女の子のケースです。教育支援シート(個別支援計画)に別添している配慮内容一覧も参考になります。
困り感 | 読み, 書き |
診断名 | LD(学習障害) ディスレクシア |
学年 | 小6 |
自治体 | 東京都 |
本人は配慮についてどう思っていますか? | 一人だけ違うことはしたくはないタイプである | 配慮されていることに気付いていない,
実施された環境調整 | 漢字50問テストは事前に問題配布 どの子もタブレットを使ってノートテイクしてよい デジタル教科書の使用 連絡帳のデジタル化 板書の写真撮影を好きな時にしてよい タブレットの使用と手書きと選択できる環境がある UDフォントなど読みやすい工夫のされた文書の提供 作文の作成はWordなどタブレットを使用しても手書きでもよい |
実施された個別の合理的配慮 | テストの回答はひらがなでも丸をもらえる テストの回答の文字の軽微な間違えでも内容があっていれば丸をもらえる 漢字のトメハネハライや丁寧さは注意をされない シャープペンシルの使用 ルビ付きテストの利用 テストのPC回答 |
配慮の実施のために診断書や医師からの意見書を求められましたか? | 診断書や意見書は出していないが、検査結果やその所見は都度提出している。特に提出を求められてはいない。 |
どのようにして配慮されるようになりましたか? | 担任の先生に困り感を説明したところ、ご提案いただいたり、自然と実践されていたことが多い。小4ごろから実施され始めました。(LDに気付いたのが小3) |
その他 | 学校と作成する教育支援シート(個別支援計画と個別指導計画が1枚になったもの)の別添として、配慮していただいた内容をまとめて毎年提出しているものがこちらです。 担任の先生が自然と実施していただいているが、先生が変わると困るがやってもらえなさそうな内容については、保護者がメモとして書き出し「環境調整」の項目に盛り込んでいます。 個別の配慮は「合理的配慮」として分けて書いています。 その時々で必要な配慮が異なるため、今現在実施していないものも含まれますが、実績として記録に残すためにあえて一度配慮していただいた内容は継続的に記載しています。 |
この情報の確認時期 | 2023年8月 |
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