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いろとりどり#6~合理的配慮CBLDデータバンク~

大学4年生のケースです。

困り感読み, 書き, 不器用さ, 視覚過敏などの過敏, 不注意, 先延ばし
診断名LD(学習障害), ADHD, ASD, DCD(発達性協調運動障害)
学年大学4年
自治体群馬県伊勢崎市
本人は配慮についてどう思っていますか?自分から配慮してほしいと希望している
実施された環境調整席の指定
どの子もタブレットを使ってノートテイクしてよい
デジタル教科書の使用
タブレットの使用と手書きと選択できる環境がある
実施された個別の合理的配慮席の指定
タブレットを使ってノートテイクしてよい
タブレットの使用と手書きと選択できる環境がある
作文の作成はWordなどタブレットを使用しても手書きでもよい
テストの回答はひらがなでも丸をもらえる
テストの回答の文字の軽微な間違えでも内容があっていれば丸をもらえる。
シャープペンシルの使用
拡大したものの使用
定規の使用
補助具の持ち込み(遮光眼鏡、カラーバールーペ、リーディングトラッカー等)
配慮の実施のために診断書や医師からの意見書を求められましたか?求められていないが、提出した。
どのようにして配慮されるようになりましたか?本人が保護者の協力なしに、高校生の時に動き始めました。
センター試験時に初めて合理的配慮を受けました。
普通校だと厳しいようですが…通信制サポート校だったこともあり、割とすんなり通りました。

この配慮実績があったため、大学の個別入試と大学入学後の配慮が決定されました。

ただ、試験と普通の授業では異なる部分があったため、内容を練り直し、担任と相談し、授業の始めに担任に連絡してもらう・私自身も直接お願いし同意書を取る、という方法で成り立っています。

配慮内容は”迷惑かけないから自分のできる方法でやらせて欲しい”というものなので、基本全て通っています。
その他大学は学校によって支援体制が天と地獄(地)くらいの差があります。私の大学には学生の支援室がありません。支援の制度すらありません。つい先日、教務課へ担当教員への周知をお願いするとそれすらも拒否されてしまいました。結果、私の支援は全て担任が引き受けてくれています。(つまり担任が違えば支援が受けられていません)
これから進学される方はその学校の支援体制がどうなのかを見極めて入学することをおすすめします。
この情報の確認時期2023年3月
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