小5の男の子のケースです。
困り感 | 読み、書き、不器用さ、視覚過敏などの過敏 |
診断名 | LD(学習障害), DCD(発達性協調運動障害) |
学年 | 小4 |
自治体 | 広島県広島市 |
本人は配慮についてどう思っていますか? | 一人だけ違うことはしたくはないタイプである |
実施された環境調整 | 席の指定 |
実施された個別の合理的配慮 | 席の指定 タブレットを使ってノートテイクしてよい, タブレットの使用と手書きと選択できる環境がある テストの回答はひらがなでも丸をもらえる テストの回答の文字の軽微な間違えでも内容があっていれば丸をもらえる。 漢字のトメハネハライや丁寧さは注意をされない, シャープペンシルの使用, 時間延長 拡大したものの使用 定規の使用, 補助具の持ち込み(遮光眼鏡、カラーバールーペ、リーディングトラッカー等) 国語は授業計画書を交流級の担任の先生が授業計画書を支援担の先生に渡してくださっていて、それに沿ってゆっくり授業を進めて貰っています。 |
配慮の実施のために診断書や医師からの意見書を求められましたか? | 何も提出していない |
どのようにして配慮されるようになりましたか? | 保護者より申請して個別の教育支援計画作成。 |
その他 | 小3の9月SC相談。SCさんが学校でwisc検査。 10月より漢字ドリルの量を減らすが行きしぶりが頻繁に出てきて1月から休みがちになる。SCさんへ相談したが校内にある「ふれあいひろば」に登校してみることに。 SCさんからは数回「他にも支援級に入った方がいいお子さんがいるから、支援級は難しい」という回答あり。 数回通い本人も私もここじゃない感が強く再度学校へ連絡したところ教頭先生に繋がって通級や支援級の話をする事ができ直ぐに支援級の体験が始まり新年度から支援級在籍で「交流」(通級の様な形)となりました。 【配慮】 ○社会(交流級)最初は「まとめ」を書いた短い文章が授業で配られそこだけ書き写すだけでしたが、それも辛そうだという事でiPadで黒板撮影に。それから授業中今どこをしているのか分からなくなったりするので、以下の様なプリントを交流級の担任の先生が毎回作って渡してくれてます。 「めあて」「予想」 「調べる」「まとめ」 と大体4つの枠が作ってある。 それぞれ枠は赤青黄色緑と色分け。 そこに授業内容に沿った文章が分かち書き、UDフォントで入力されている。 今どこをしているのか色で教えてくれたり、周りの子も色で教えてくれます。 今まで手をあげて発表する事はなかったけど、最近は発表が少し増えてきているようです。 ○漢字(支援級) 学年の漢字は読みと意味を徹底 書きは本人に合わせた学年のものを3回ずつ位書く。 ○文章 先生が聞き取りメモ ○算数(支援級) 先生が式を書き写してくれます。 ○図工 場合によって支援級 ○体育 場合によって支援級 国語は配慮の所に記入してます。 ○給食 食べられない物が殆どで、今までは本人の意思で食べる分だけにしていましたが、最近量が足りないと本人から申し出があり、おかずのみ弁当持参になりました。 給食は本人の要望で支援級で食べていましたが、たまに交流級の友達が誘いに来てくれてました。 【その他】 支援計画書等もすんなり書いて下さり、控えも貰えた。 冬休みの宿題のプリントは自前のiPadですると伝えたらすんなりOK。学校のiPadはOneNoteなど制限されていて使いにくかったので買ったことを伝えました。 今回春休みはiPadの持ち帰りがあるようで 学校からの課題は無いが個々の特性等に合った多様な方法で気軽にタブレット端末に触れ日常的にICTを活用する力を高められるように配慮下さいというプリントが配布されたので制限がかけられていたアプリなどをまた確認したいと思います。 |
この情報の確認時期 | 2023年3月 |